アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
木道からサロベツ
2020年06月10日サロベツにある環境省の施設では、
幌延町にある幌延ビジターセンターが5月27日から、豊富町にあるサロベツ湿原センターが6月1日から、
それぞれ通常開館しております。
ただし、来館者の皆様へ感染予防対策のお願いをしておりますので、
ご来館の際はご協力をお願いいたします。
人との距離を保ちながら、さっそく木道へ。
一部、私なりの楽しみ方つきで、今の湿原の様子をご紹介します♪
湿原は一気に緑が増え、小さな植物たちが咲き始めました。
"足下に広がる星空"と言いたいほど、小さな☆がいっぱいで、きらきら輝いている様に見えます♪
☆がいくつか集まって咲く花たちも咲き始めています。
こちらは"星団"といったところでしょうか♪
これからどんどん咲いていく草丈の高い大きめの花たちも、ちらほら咲き出しています。
大きさなどから"銀河"に相当するでしょうか♪
目だけでなく、耳でも楽しい季節になってきました。
ノビタキやノゴマ、コヨシキリなどのさえずりに加え、オオジシギやカッコウの声も聞こえだし、
発声練習をあちらこちらでしているかの様にとても賑やかです♪
更に、湿原を五感で楽しむために、昨年度改修された木道でおすすめの場所があります!
どちらの施設の木道にも広めのベンチが設置されたのです!
座ってぼーっとするも良し、寝転がって空を真正面から見るも良し、使い方はあなた次第です。
私は、周りに人がいないことを確認して寝転がってます♪
座ると目線が変わり、湿原の見え方も変わるので、湿原にあるベンチには是非とも座ってみて欲しいです。
座ることによって、鳥の声や風の動きなどもより感じられ、
湿原の中にどっぷり浸かっている気がしてきます♪
春先だけのお楽しみ、地平線での蜃気楼も見られる広大なサロベツ。
サロベツ湿原では、花や鳥を楽しむだけでなく、
この広大さから、地球や宇宙を感じることもできてしまいます!
サロベツの木道で、
あなたならどんな風に楽しみますか?