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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

夏の終わりの礼文滝

2020年08月21日
利尻礼文サロベツ国立公園 津田涼夏

みなさま、こんにちは!腕だけが真っ赤に焼けました礼文島アクティブレンジャーの津田です。

先日、礼文滝に巡視に行ってきました。

礼文滝は、礼文林道コースから分岐をして、西海岸に降りていくコースです。

*只今大雨の影響により、トレッキングコースの一部が通行止めになっています。

お出かけの際は最新の情報をご確認してください。

礼文島トレイルオフィシャルウェブ】よりトレッキングコースの開通の状況が掲載されています。

 

スタート地点からすぐ、ササで覆われた林道を通ると、ツタウルシが大きく成長している箇所があります...用心しながら通ります。少し歩くとエゾマツ林の中に突入していきます。

針葉樹に覆われ日が当たらないため、暑い夏でも涼しく散策できるのがポイントです。

ササや蝦夷マツを抜けると通称ハイジの丘と呼ばれる開けた丘にでます。

視界も良く、レブンウスユキソウやガンコウランが広がりをみせていました。

 

 

 

礼文滝に行くまでにはあちらでもこちらでも、トウゲブキやコガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)の黄色のお花と、ツリガネニンジンやミソガワソウの紫のお花が咲き広がっています。

レブンサイコは小花序と呼ばれる小さな花が10数個集まったものです。遠くからみると一つの花のようにもみえます♪

 

滝が近づくにつれ...エゾオグルマのお花畑が辺り一面に広がっていていました。エゾオグルマのお花畑の反対側をふと覗くとカモメたちが滝の上で水浴びをしていました。水浴びに一生懸命なためか、人が通ってもバシャバシャとしていました。

そしてお目当ての礼文滝のかっこいい姿を拝むことができました。

只今、礼文町町民活動総合センター(ピスカ21)において8月27日までアクティブ・レンジャー写真展を開催しています。是非ご覧ください(^^)