アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
迫力満点!秋の七条大滝自然観察会
2020年10月15日
支笏洞爺国立公園
木々の葉っぱが赤や黄色に色づき始め、紅葉シーズン到来中の支笏湖。
紅葉登山が好きな當山です。
さて、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底した上で、10/11(日)に千歳市役所さんとの共催行事「秋の七条大滝自然観察会」を開催しました。
※参加者:11名(大人:6名、子ども:5名)
8:30に千歳市役所に集合し、そこからマイクロバスに乗り、七条大滝へ!
七条大滝に続く林道を歩いていると、ひときわ目立つオレンジ色の実を発見!
「コウライテンナンショウ」という植物で、ヘビのマムシのようなまだら模様があることから、「マムシグサ」とも呼ばれています。高さ30cm~1mの多年草で、雄株から雌株へ、または雌株から雄株へと性転換する植物として知られています。食べる人もいるそうですが、毒があるとのこと(汗)
他にも、赤色が特徴的な「ミヤマガマズミ」の実や潰すと胞子が飛ぶ「ホコリタケ」、白色の綿のような「トドノネオオワタムシ」を観察しました。
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そして、七条大滝に到着!参加者の皆さんは、迫力満点の七条大滝に魅入っていました(^^)
※滝壺へ下りる場合、階段は急で滑りやすいため、足下には充分に注意して下さい。
今回、3名のパークボランティアに解説をお願いしましたが、植物、歴史、補足の分野に分かれ、参加者の皆さんは、解説者の説明に耳を傾けながら、秋の七条大滝を楽しんでいました。