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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

賑わう湖

2020年10月31日
利尻礼文サロベツ国立公園 津田涼夏

みなさん、こんにちは!

クッチャロ湖ではハクチョウの声が響き渡っています。湖畔ではシベリアからの旅を終えこれから南下し、本州で越冬するハクチョウたちが羽を休めていました。

10月16日には2722羽のハクチョウがクッチャロ湖を埋め尽くしていたようです。

写真を撮影した10月21日は約700羽のハクチョウの滞在が確認できました。

湖の奥の対岸や、畑でも確認することができます☆

突然2羽のハクチョウが競い合うように泳ぎ始めました。しばらくすると首を上げ向き合い「コォーコォー」と鳴き、次第に他の仲間と合流しお互いに羽ばたきながら「コォーコォー」と高い声で鳴き交わしはじめました。ハクチョウ同士の挨拶でしょうか...?

見ていて思わずフフっとなってしまいました(^^)

白い体のコハクチョウの中に黒色の模様の鳥が...

畑にいるコハクチョウの中にタンチョウが1、2...数えて行くと10羽ほど混ざっていました。

タンチョウに会えたのが嬉しくて植物と植物の隙間から驚かせないように写真を撮影♪

只今、浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館において11月13日までアクティブ・レンジャー写真展を開催しています。是非ご覧ください。

秋のクッチャロ湖いかがですか(^^)