アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
11月ならではの観察会♪in支笏湖
2020年11月13日
支笏洞爺国立公園
支笏湖周辺の山々に積もった真っ白な雪が美しいと感じる今日この頃。
イチャンコッペ山からの眺め
さて、陽の光が暖かくお天気に恵まれた11/7(土)に「野鳥と冬芽の観察会」を開催しました。
※参加者:15名(40代~70代:11名、子ども:4名)
観察会が始まり、パークボランティアさんが地面に落ちていた「あるモノ」を拾い、上に向かって飛ばし始めました!
「あるモノ」の正体は、「アカイタヤ」でした。
アカイタヤとは、イタヤカエデの変種で山地に生える落葉樹です。
子供たちは、クルクルとブーメランのように落ちていくアカイタヤの種飛ばしに、喜んでいました(^^)
なかなか写真では伝わりにくいので・・・是非、皆さんも種を見つけた際は、飛ばしてみてはいかがでしょうか♪
他には、バナナに似ているカツラの冬芽や赤色のナナカマドの実、花のようなハナゴケ、トビ、アカゲラ等を観察することができました。
※写真をクリックすると大きくなります。
今回は、解説者4名で、二班に分けて実施しましたが、参加者の方々は野鳥や冬芽を観察しやすくなった今の時期ならではの支笏湖を楽しんでいました(^^)