アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
クッチャロ湖の森で
2021年02月03日こんにちは!雪も負けず、風にも負けず、除雪を頑張るアクティブレンジャーの津田です。
今回はクッチャロ湖水鳥観察館から東側に向かってすぐの文芸の森からお届けします。
文芸の森はクッチャロ湖畔に位置し、夏はハイキング、冬はスノーシューができる散策路になっています◎
少し歩くと、まるで動物の姿を現すように石碑の上に雪が積もっていました。
何かの動物に似ている...!
ウサギ...?と思ったらそこからウサギしか出てこないぐらいウサギしか考えられなくなりました。
みなさんはどんな生き物にみえますか?
どんどん進んで行くと、たくさんのカラマツ林を横にします。
下から上に顔を上げると、高くそびえ立つカラマツに圧倒されます。
ここにいると、この木に守られている、この地球に守られていると思ってしまいますね。
針葉樹の群落とは一変し、広葉樹が広がっているところに出ると
シマエナガや、ゴジュウカラが迎えてくれるかのように目に飛び込んできました。
ついついじっと身体の動きをとめ、驚かせずにカシャっと。
*シマエナガはおしりのエントリーでした...
まだまだ雪もたくさんあるので歩く際はスノーシューをお持ち下さい★
そして、クッチャロ湖の横の散策路ということもあり、空にはオナガガモの大群の姿が見えました。
散策路では、多少の風は木々で遮られるため、散策路を出た瞬間、吹き抜ける強い風にあおられます。
今クッチャロ湖では、ハクチョウやカモ類が越冬していますが、
もう少しすると、更に多くのコハクチョウやカモ類が北上し、賑やかな湖になることでしょう。
また、この日ではないですが、稚内からクッチャロ湖への道中には素敵な出会いがありました。
モフっとしたオオワシ 遠くに見えるはトド?
飛ぶかな~?と思った瞬間に撮影するとモフっとしていました。
写真を拡大するとトド?の姿を確認できました~こんなにたくさんの野生のトドを見ることができるとは...これが証拠写真です。
冬は寒いですが、すぐそばの自然観察からはじめてみませんか!