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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

草刈り・ペンキ塗り

2021年07月08日
支笏洞爺国立公園 荒川真吾

こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの荒川です。

今回は、先日支笏湖地区パークボランティアの皆さんで行った「草刈り・ペンキ塗り作業」の様子をお届けします。この作業は支笏湖や休暇村の園地を利用される方々に、より気持ち良く利用していただけるよう毎年行っているものですが、コロナウイルス感染症拡大の影響で昨年は実施できず、今年も約1ヶ月の延期の末に実施することができました。

例年実施している休暇村園地周辺の草刈りや、標識・テーブルなどの拭き掃除に加え、今年は標識や看板の塗装作業も行いました。

作業の様子

塗装前後

支笏湖畔親水広場の標識は、湖からの風や飛沫、雪の影響で塗装が痛んでいましたが、見違えるように綺麗になりました。この夏も多くの方にこの場所で支笏湖を背景に写真を撮影していただければと思っています。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、国立公園には「日本を代表するすぐれた自然の風景地を保護する」という目的があり、公園内の建物や標識などは自然の景観になじむよう管理されているため、標識は茶色で塗装しています。

パークボランティアの皆さんも、支笏湖を訪れる方々に少しでも楽しんでいただきたいという気持ちで一生懸命作業に励んでいただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

作業が無事に終わって片づけをしているとき、今回手入れを行ったテーブルで早速お昼を食べている利用者を見かけました。作業を行った施設を楽しく使って下さる方がいるということは、維持管理作業で一番嬉しいことですね。

国立公園の適正な保護と利用は、公園を訪れてくれる利用者の方々のご理解があって初めて成り立つものです。これからもパークボランティアの皆さん、利用者の方々と一緒に国立公園のより良い環境づくりに努めていきたいと思います。