アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺、日高山脈襟裳十勝国立公園があります。
レブンアツモリソウ群生地オープンしました
2022年05月27日
利尻礼文サロベツ国立公園
こんにちは!礼文島アクティブ・レンジャーの津田です。
島内のトレッキングコースでは除々に高山植物が開花しています。
先週5月20日(金)にレブンアツモリソウ群生地が開園しました。
一昨年や昨年度は緊急事態宣言の影響もあり、群生地の開園期間が短かったり、島民の方限定だったりと制限がありましたが、今年は多くの観光客がレブンアツモリソウの姿を見に来島しています。
※写真の中で白く見えている花がレブンアツモリソウです。
咲いている個体もあれば、まだ小さな蕾の個体もありました。(5月24日現在)
今年、群生地で咲いている個体のサイズは例年に比べ、少し小さいように感じています。
群生地内ではレブンアツモリソウの他に鮮やかなピンク色のハクサンチドリやノビネチドリが開花していています。場所によっては、レブンアツモリソウとハクサンチドリを一緒に写真撮影することもできます。
左:ハクサンチドリ 右:ノビネチドリ
ぜひ、レブンアツモリソウ群生地にお越し下さい!
お越しの際には、マスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスにご協力をお願いいたします。