アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
満開!エゾカンゾウの季節
2022年07月11日
利尻礼文サロベツ国立公園
サロベツ担当アクティブレンジャーの福井です。
サロベツも沢山の花が開花し、花の楽園らしさを感じる季節です。
6月25日(日)にはサロベツ湿原センター木道にてパークボランティアによるイベントのスポットガイドを開催しました。
当日、木道には多くの方が訪れていました、スタッフ全員でガイドを行いながら参加者の方から話を伺うと、多くの方が満開のエゾカンゾウを目的にいらっしゃった様子でした。 実際に木道から湿原を眺めると・・・
サロベツも沢山の花が開花し、花の楽園らしさを感じる季節です。
6月25日(日)にはサロベツ湿原センター木道にてパークボランティアによるイベントのスポットガイドを開催しました。
当日、木道には多くの方が訪れていました、スタッフ全員でガイドを行いながら参加者の方から話を伺うと、多くの方が満開のエゾカンゾウを目的にいらっしゃった様子でした。 実際に木道から湿原を眺めると・・・
写真の通り、木道の脇から湿原の奥まで黄色い絨毯で覆われていました。 木道から見るエゾカンゾウは特に6月末から7月の初旬までが見頃です。 他にもコバイケイソウやカキツバタなどが花を咲かせていました。
エゾカンゾウはゼンテイカやニッコウキスゲとも呼ばれ、学名はHemerocallis middendorffii、「Hemerocalliss」はラテン語から「一日の美しさ」を意味します。その意味の通り「一日花」で、朝方に開花し夕方にはしぼんでしまうと言われています。
日本海オロロンラインも利尻山を背景に、エゾカンゾウで色鮮やかになりました。
霜が降りると花芽が枯れてしまうのですが、今年は霜の影響は少なく満開にサロベツを彩ってくれました。