
アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
松仙園開通作業してきました
2025年07月18日
上川
こんにちは、大雪山国立公園管理事務所の坂井です。
大雪山では雪もだいぶ溶けてきて多くの高山植物が咲いています。
さて、今回ご紹介するのは大雪山のなかでも特に自然度が高い湿原が見られる松仙園登山道についてです。
先日、関係者合計10名で7月14日から開通する松仙園登山道の開通作業を行いました。
この日下界は晴れていたのですが、雨が降りがちな松仙園、しっかりガスっている中での作業です。
主な作業としては登山道を覆っているササや倒木の処理、登山道外への踏み外しを予防するためのロープの設置です。
例年松仙園は雪解け水が登山道に流れ込んで歩きづらいようですが、今年は暑さの影響か登山道の水が枯れていて普段に比べ歩きやすい印象でした 。
大雪山では雪もだいぶ溶けてきて多くの高山植物が咲いています。
さて、今回ご紹介するのは大雪山のなかでも特に自然度が高い湿原が見られる松仙園登山道についてです。
先日、関係者合計10名で7月14日から開通する松仙園登山道の開通作業を行いました。
この日下界は晴れていたのですが、雨が降りがちな松仙園、しっかりガスっている中での作業です。
主な作業としては登山道を覆っているササや倒木の処理、登山道外への踏み外しを予防するためのロープの設置です。
例年松仙園は雪解け水が登山道に流れ込んで歩きづらいようですが、今年は暑さの影響か登山道の水が枯れていて普段に比べ歩きやすい印象でした 。


また天気はよくなかったものの、一ノ沼と二ノ沼付近ではワタスゲが沢山咲いており、しずくを纏ったワタスゲと霧が幻想的な雰囲気を作り出していました。


松仙園登山道の開通は毎年7月14日から9月30日まで、植生保護のため登り一方通行です。登山道は大雪山グレード4『大雪山の厳しい自然に挑む登山ルート』でしっかりした装備が必要です。
↓松仙園ルートの登山を考えている方は必ずご覧下さい
↓松仙園ルートの登山を考えている方は必ずご覧下さい
~おまけ~

作業中に見つけた幅20㎝程のヒグマの足跡。
この他にも作業を通してヒグマのフンが多数確認され、ヒグマがササの中を通るガサガサという音も聞こえました。
松仙園に限らずですが、松仙園はヒグマの生息地です。登山の際は熊鈴と熊スプレーの携帯を忘れずに!

作業中に見つけた幅20㎝程のヒグマの足跡。
この他にも作業を通してヒグマのフンが多数確認され、ヒグマがササの中を通るガサガサという音も聞こえました。
松仙園に限らずですが、松仙園はヒグマの生息地です。登山の際は熊鈴と熊スプレーの携帯を忘れずに!
「環境省アクティブ・レンジャー写真展 ~北の自然の舞台裏~」

上川では8/1~8/24に開催します!
場所は層雲峡ビジターセンター
(開館時間は9:00~17:00 6月~10月:無休)
大雪山に遊びに来た際はぜひ寄ってみてください♪
↓オンラインでもご覧いただけます!