アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
外来生物防除活動④弁天島・観音島アメリカオニアザミ防除」編
2022年10月20日
洞爺湖
こんにちは! 洞爺湖アクティブ・レンジャーの小松 瑠菜です!
今回は今シーズン実施した④弁天島・観音島アメリカオニアザミ防除」をお届けします♪
今回は今シーズン実施した④弁天島・観音島アメリカオニアザミ防除」をお届けします♪
中島アメリカオニアザミ防除
洞爺湖中島(大島、弁天島、観音島、饅頭島の総称)には、様々な植物が生育していますが、生態系被害防止外来種であるアメリカオニアザミは、もともと洞爺湖中島には生育していませんでした。近年、弁天島・観音島において、アメリカオニアザミが急激に増加し、観光で訪れた方々の障害になっています。今回は、洞爺湖風景林(洞爺湖畔地区・洞爺湖中島地区)保護管理協議会主催の「洞爺湖弁天島・観音島の外来種駆除」に参加した際の様子をお届けします♪
モーターボートに乗って、いざ出発!
モーターボートに乗って、いざ出発!
弁天島・観音島に上陸!
かつて、観光汽船の定期船が弁天島・観音島にも寄港しており、地域の青年が集まって、ここで相撲大会をしていたんだとか。地元住民の方々がとても懐かしそうに、当時の様子を語ってくださいました(*^^*)
かつて、観光汽船の定期船が弁天島・観音島にも寄港しており、地域の青年が集まって、ここで相撲大会をしていたんだとか。地元住民の方々がとても懐かしそうに、当時の様子を語ってくださいました(*^^*)
作業開始!
アメリカオニアザミはとても鋭いトゲがたくさんあるため、持参した手袋に加えて、ゴム手袋や革手袋をつけて、スコップや移植ごて、火ばさみなどの道具を持って作業に取りかかりました。
アメリカオニアザミはとても鋭いトゲがたくさんあるため、持参した手袋に加えて、ゴム手袋や革手袋をつけて、スコップや移植ごて、火ばさみなどの道具を持って作業に取りかかりました。
刈り取ったアメリカオニアザミの量は、なんと300キロ!!!
※写真は一部です。
※写真は一部です。
防除活動を継続して行うことで、少しでも本来の植生の姿に近づけることができれば嬉しいです。駆除しなければいけない命を増やさないためにも、外来生物被害予防3原則「入れない・捨てない・拡げない」を意識した生活ができると良いですね。