アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
年越し準備
2022年12月26日
釧路湿原
釧路湿原自然保護官事務所・アクティブレンジャーの石下です。
早いもので2022年も残り数日になりました。
お歳暮、忘年会、大掃除、神棚飾りと忙しく毎日が過ぎていきます。
釧路湿原国立公園でも、今月はパークボランティアの皆さんと、温根内ビジターセンターと塘路湖エコミュージアムセンターの大掃除を行いました。
早いもので2022年も残り数日になりました。
お歳暮、忘年会、大掃除、神棚飾りと忙しく毎日が過ぎていきます。
釧路湿原国立公園でも、今月はパークボランティアの皆さんと、温根内ビジターセンターと塘路湖エコミュージアムセンターの大掃除を行いました。
窓拭きや展示物の埃、細かい汚れなどをすっかり落とし、
きれいになったセンターが、
温根内ビジターセンターは1月4日(水)から、
塘路湖エコミュージアムセンターは1月5日(木)から、
また皆さんをお迎えします。
新しい年に向けて準備をしているのは人間だけではありません。
寒~い釧路湿原を歩いていると少しだけ頭を出したふきのとう(アキタブキ)やミズバショウの姿を見つけました。
きれいになったセンターが、
温根内ビジターセンターは1月4日(水)から、
塘路湖エコミュージアムセンターは1月5日(木)から、
また皆さんをお迎えします。
新しい年に向けて準備をしているのは人間だけではありません。
寒~い釧路湿原を歩いていると少しだけ頭を出したふきのとう(アキタブキ)やミズバショウの姿を見つけました。
木の枝先もよくよく見ると、
この小さな粒の正体はミドリシジミという蝶の仲間の卵です。
冬芽のすぐそばに産み付けられた卵は、このまま冬を越します。
そして、暖かくなって、卵が孵ったら、生まれた幼虫は芽吹いたばかりの柔らかい葉をすぐに食べることができます。
ミドリシジミは成虫も翅を広げて3cmほどの小さな蝶の仲間ですが、大きな親心を感じますね。
人間にとっての新年は1月1日からですが、生き物たちにとっての新しい年は寒い冬を越えた春。今からしっかりと準備し、新年になったらいつでも動き出せるようにしています。
冬芽のすぐそばに産み付けられた卵は、このまま冬を越します。
そして、暖かくなって、卵が孵ったら、生まれた幼虫は芽吹いたばかりの柔らかい葉をすぐに食べることができます。
ミドリシジミは成虫も翅を広げて3cmほどの小さな蝶の仲間ですが、大きな親心を感じますね。
人間にとっての新年は1月1日からですが、生き物たちにとっての新しい年は寒い冬を越えた春。今からしっかりと準備し、新年になったらいつでも動き出せるようにしています。