アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
伏美岳-ピパイロ岳~日高山脈縦走のゴールデンルート
2023年03月09日
帯広自然保護官事務所
北海道の背骨とも言われる脊梁山脈である日高山脈は、その切り立った稜線が南北に約150km近くも続いています。
そこで、今回はその中でも北日高と呼ばれる山域にある、伏美岳―ピパイロ岳間の縦走をして見た景色についてご紹介したいと思います。
昨年秋に登山道調査したのですが、まず林道歩きの後、日高山脈ならではの急登を登って伏美岳に登りました。
伏美岳山頂からの眺望は、北日高方面は、ピパイロ岳から北戸蔦別岳、戸蔦別岳、幌尻岳方面の山々に、チロロ岳方面も近くに見え、中日高方面は、エサオマントッタベツ岳から札内岳、その先も南日高方面まで山脈が続く様子までも見渡すことができ、奥深い日高山脈の核心部の大展望を望むことができ絶景でした。
そこで、今回はその中でも北日高と呼ばれる山域にある、伏美岳―ピパイロ岳間の縦走をして見た景色についてご紹介したいと思います。
昨年秋に登山道調査したのですが、まず林道歩きの後、日高山脈ならではの急登を登って伏美岳に登りました。
伏美岳山頂からの眺望は、北日高方面は、ピパイロ岳から北戸蔦別岳、戸蔦別岳、幌尻岳方面の山々に、チロロ岳方面も近くに見え、中日高方面は、エサオマントッタベツ岳から札内岳、その先も南日高方面まで山脈が続く様子までも見渡すことができ、奥深い日高山脈の核心部の大展望を望むことができ絶景でした。
ピパイロ岳は台形の形をしていて遠くから見てもよく目立つ大きな山です。
※この「ピパイロ」の名前の由来は、アイヌ語からきていて、沼貝の多いところという意味だそうです。ピパイロ川には沼貝が多く棲息していたといわれています。
ピパイロ岳まで歩くと、北戸蔦別岳、戸蔦別岳の憧れのカールも近くで眺められるようになってきて、その奥には100名山の幌尻岳が雄大に広がる様子も見えてきます。
伏美岳山頂からは標高差約250mを下るなどのアップダウンがあり、藪漕ぎもありの長い稜線歩きの疲れも、この絶景に癒やされます。
今回は、岩稜帯の瘦せ尾根を歩いてピパイロ岳の肩あたりまで縦走しました。日高山脈で3番目に高い山である1967m峰がすぐ目の前にそびえる様子を見ることができました。
この日は天気が良く、秋の山には静寂な雰囲気が広がっていました。
遠くまで続く日高山脈の山並みを眺めていると、その稜線をどこまでも山旅できたら・・・思わずそう思ってしまうような場所でした。
※この「ピパイロ」の名前の由来は、アイヌ語からきていて、沼貝の多いところという意味だそうです。ピパイロ川には沼貝が多く棲息していたといわれています。
ピパイロ岳まで歩くと、北戸蔦別岳、戸蔦別岳の憧れのカールも近くで眺められるようになってきて、その奥には100名山の幌尻岳が雄大に広がる様子も見えてきます。
伏美岳山頂からは標高差約250mを下るなどのアップダウンがあり、藪漕ぎもありの長い稜線歩きの疲れも、この絶景に癒やされます。
今回は、岩稜帯の瘦せ尾根を歩いてピパイロ岳の肩あたりまで縦走しました。日高山脈で3番目に高い山である1967m峰がすぐ目の前にそびえる様子を見ることができました。
この日は天気が良く、秋の山には静寂な雰囲気が広がっていました。
遠くまで続く日高山脈の山並みを眺めていると、その稜線をどこまでも山旅できたら・・・思わずそう思ってしまうような場所でした。