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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

上空から見る日高山脈

2023年11月21日
帯広自然保護官事務所 谷水亨
10月22日、十勝の6市町村でつくる「十勝・日高山脈観光連携協議会」が主催で、日本旅行北海道が企画運営した「日高山脈遊覧フライトツアー」に搭乗し日高山脈襟裳国定公園上空を日勝峠付近(清水町上空)から襟裳岬付近(広尾町上空)の区間を見てきました。
国立公園化が予定されている日高山脈を上空から見ようと企画されたツアーは午前と午後の2便のフライトが計画され、乗客延べ50人、マスコミ延べ11人、環境省2人(2便とも搭乗)、その他関係者が搭乗し日高山脈の上空を飛びました。
 
 搭乗前の日高山脈のプチ勉強会と上空からの日高山脈にまつわる話の依頼を受けた山北レンジャーとその補佐として谷水アクティブレンジャーも同行してきました。
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日高山脈の魅力について説明する保護官
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日高山脈の希少性について説明する保護官
搭乗1時間前にセレモニーと、山北レンジャーによる日高山脈の説明を30分ほど受けた乗客の皆さんは、搭乗口別室に移動。本日の機長である北海道エアシステムの小川機長とJALふるさとアンバサダーの小林さんから挨拶がなされ、機長から「今回の機種・ATR/42-600は先月フランスから納入されたばかりで皆さんが初めてのお客様です」の言葉に歓声が上がるほどでした。
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小川機長から本日のフライト予定の説明がされました
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小林アンバサダーから「ふるさと十勝」について語られました
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ATR/452-600 機種
さて、谷水アクティブレンジャーも何故搭乗したかというと、山北レンジャーが上空で日高山脈にまつわる話や窓からの山脈景観などの説明をするときに、座席位置とマイクの関係で窓から外が見えない位置で説明しなくてはならないので、目まぐるしく変化する山容と風景から、山名や河川名を特定し、山北に即座に知らせる必要であったからです。
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窓際必須!反対の座席も専用
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機内はほぼ満席
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カンペで見える山名を教える
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以外と低い高度で飛行
午前の便の十勝平野は晴天でしたが、離陸後十勝清水をUターンすると日高山脈上空は下層雲が停滞し主稜線を見ることができませんでした。しかし広尾町近くになり海上でUターンすると襟裳岬とそれに連なる山々を見ることが出き、私たちも安堵を隠せません
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離陸直後は景色も良っかったのですが
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あれよあれよという間に雲海が
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なんとか襟裳岬が見えました
午前の便が到着すると、午後の便の皆様のプチ勉強会があるので私たち二人は走って空港施設内に戻ります。昼食も食べず2回目の日高山脈の説明が終わると再び1回目と同じ足取りをたどり搭乗しました。
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急げ急げ二回目のフライドに送れちゃうぞ
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搭乗者のお出迎えをする保護官
午後の便も雲が多かったものの、平野と山並みのコントラストがとてもきれいでした。流石に山の稜線までは見えなかったものの、貴重な体験と遊覧観光の可能性を感じました。
 
到着後は午後の便の乗客の皆さんと空港内の車両基地や航空大学校帯広分校を見学。特殊消防車や除雪車の説明を聞いた後は搭乗した機体が旭川空港に飛び立つのを見送りました。
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空港用特殊消防車両
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空港用特殊除雪車
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隣接する航空大学を見学
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次のフライトのため旭川に向かって離陸するATR/42-600