アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
稚咲内砂丘林にてミズナラの植樹をおこないました!!どんグリーンの森づくり 2023
2023年12月01日
稚内
サロベツ担当アクティブレンジャーの福井です。
11月中旬に「どんグリーンの森づくり」のイベントが開催されました。
11月中旬に「どんグリーンの森づくり」のイベントが開催されました。
稚咲内海岸砂丘林とは・・・
稚内市、豊富町、幌延町の海岸線から内陸へ列状に発達した砂丘の上に長い時間をかけて自然にできた森林(海岸砂丘林)です。
ミズナラやトドマツを中心とした森林で大小100個を超える湖沼が点在しています。森林や湖沼に限らず、多様な植生や野生動物が生育・生息していることからも貴重な場所となっています。
しかし、特に海岸線に近い砂丘林の一部では、人が生活をしていく中で木々が失われた箇所があります。
そのような場所では景観の劣化や、風雪による交通障害が発生してしまっています。
そこで稚咲内砂丘林再生活動として秋頃にミズナラの植樹活動を行っています。その活動が「どんグリーンの森づくり」です。
ミズナラやトドマツを中心とした森林で大小100個を超える湖沼が点在しています。森林や湖沼に限らず、多様な植生や野生動物が生育・生息していることからも貴重な場所となっています。
しかし、特に海岸線に近い砂丘林の一部では、人が生活をしていく中で木々が失われた箇所があります。
そのような場所では景観の劣化や、風雪による交通障害が発生してしまっています。
そこで稚咲内砂丘林再生活動として秋頃にミズナラの植樹活動を行っています。その活動が「どんグリーンの森づくり」です。
当日の様子・・・
今年度はNPO法人サロベツ・エコ・ネットワークを中心に、環境省稚内自然保護官事務所、豊富町役場などの行政機関、利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会と町民の方など計26名が集まりました。
穴を堀り、肥料を加えて用意されていた約200本のミズナラを植えていきました。
背丈以上のミズナラもありましたが、1時間ほどで植樹を終えることができました。
時間はかかりますが植樹活動の実施や、関係機関や地域の方々との協力から、少しずつでも砂丘林が再生されることを願います。