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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

えりもの冬

2026年01月28日
えりも 杉浦圭
こんにちは!えりも自然保護官事務所の杉浦です。
2026年も業務のこと、えりものこと、いろいろと発信していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。

えりもの冬ってどんな感じ?

 えりも自然保護官事務所に着任する前まで、私は十勝に住んでいました。そのため、えりもで冬を越すのは今シーズンが初めてです。絶賛初体験中のえりもの冬、みなさんにも感じていただければと思います。
 
 えりもの気温は下がってもマイナス1桁程度。十勝に比べると高いです。しかし!!なんといってもえりもは「風のまち」。風が強い日が多く、体感温度はぐっと下がります。少し外にいただけで、体温がすべて奪われていくような感覚です。
 「えりも」と一口に言っても、えりも町の”市街地”と”襟裳岬”とでは、風の強さが大きく変わります。この日記を書いている今、えりも町の天候は雪、市街地では気温-5℃、風速12m/s。襟裳岬では気温-4℃、風速23m/s(ウェザーニュース参照)。風速が1m/s増すごとに、体感温度は約1℃下がると言われています。ということは・・・岬では体感-27℃!?
 風が強いと、雨も雪も顔にバチバチとあたってきて痛いです。目を開けているのもつらいようなときもあります。そんなときは、フードをかぶってなんとか耐える。もしくは一刻も早く建物のなかに入る。これしかありません。
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強風の日の事務所前の様子。風で雪が舞い上がります。
 
 また、強風が吹くことが多い冬の間はドローンを飛ばすことができず、アザラシたちの様子を見ることもなかなかできません。アザラシたち、元気に過ごしているかな?分厚い脂肪を身に付け、寒さに強いと言われていますが、「今日はしばれるね~」なんていう会話をしている日もあるんでしょうか。

 さて、とにかく風が強い!という話をしてきましたが、「風のまち」えりもにも天気のいい穏やかな日もあります。
 冬の晴れた日は空気が澄んでいて景色が最高!雪化粧をした日高山脈、きらきら輝く広い海をいっぺんに見ることができます。冬のえりももいいですよ~!!
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ハクチョウ発見!人に慣れているのか全く逃げずに写真を撮らせてくれました。
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ハクチョウも空も山もきれい!
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襟裳岬近くの小学校で遊ぶシカたち。
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襟裳岬で見る夕焼け
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海と日高山脈。いい景色!
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☆国立公園の看板が設置されました☆