
アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
着任のご挨拶とキタサンショウウオのご紹介
2026年06月08日
釧路湿原国立公園
皆さま、はじめまして!
2026年4月1日より、釧路湿原自然保護官事務所のアクティブレンジャー(AR)として着任しました、須藤杏佳(すどうきょうか)です。北海道で暮らすのは初めて、国立公園に関わる仕事も初めて!という初めて尽くしで刺激的な毎日を過ごしています。
釧路をはじめ、北海道の自然を満喫しながら多くの動植物と出会えることが楽しみです。
これから釧路湿原国立公園の素晴らしさや活動の紹介を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
2026年4月1日より、釧路湿原自然保護官事務所のアクティブレンジャー(AR)として着任しました、須藤杏佳(すどうきょうか)です。北海道で暮らすのは初めて、国立公園に関わる仕事も初めて!という初めて尽くしで刺激的な毎日を過ごしています。
釧路をはじめ、北海道の自然を満喫しながら多くの動植物と出会えることが楽しみです。
これから釧路湿原国立公園の素晴らしさや活動の紹介を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
キタサンショウウオって?
少し過去へ遡りますが、4月11日(土)に釧路湿原国立公園パーボランティアの皆さんを対象に「キタサンショウウオ勉強会・観察会」を開催しました。
◎パークボランティアとは
国立公園の豊かな自然を守るために活動しているボランティアです。
釧路湿原国立公園では清掃活動や外来種防除活動、学習支援といった活動を総勢80名のボランティアが行っています。
皆さんは「キタサンショウウオ」という生き物をご存じですか?
キタサンショウウオはカエルやイモリと同じ両生類の仲間で、見た目はイモリに似ています。
北海道には他にエゾサンショウウオというサンショウウオがいますが、キタサンショウウオはエゾサンショウウオと比べて小型で、日本でも釧路湿原と北海道のごく一部にしか生息していない希少なサンショウウオです。
少し過去へ遡りますが、4月11日(土)に釧路湿原国立公園パーボランティアの皆さんを対象に「キタサンショウウオ勉強会・観察会」を開催しました。
◎パークボランティアとは
国立公園の豊かな自然を守るために活動しているボランティアです。
釧路湿原国立公園では清掃活動や外来種防除活動、学習支援といった活動を総勢80名のボランティアが行っています。
皆さんは「キタサンショウウオ」という生き物をご存じですか?
キタサンショウウオはカエルやイモリと同じ両生類の仲間で、見た目はイモリに似ています。
北海道には他にエゾサンショウウオというサンショウウオがいますが、キタサンショウウオはエゾサンショウウオと比べて小型で、日本でも釧路湿原と北海道のごく一部にしか生息していない希少なサンショウウオです。
そんな「キタサンショウウオ」の産卵期は4月~5月ということで、
ベストシーズンのこの時期に釧路湿原パークボランティアを対象とした勉強会・観察会を開催しました。
ベストシーズンのこの時期に釧路湿原パークボランティアを対象とした勉強会・観察会を開催しました。
勉強会は夜行性のキタサンショウウオに合わせて18時からスタート。講師にキタサンショウウオを長年研究されているNPO環境把握推進ネットワークPEG 代表・照井滋晴さんをお迎えし、環境省釧路湿原野生生物保護センターの視聴覚室で「キタサンショウウオってどんな生き物?」という講義をしていただきました。
キタサンショウウオが発見されたのは1954年と比較的最近で、野生生物保護センターからほど近い釧路市北斗の用水路で小学性が発見したというエピソードなど、とても興味深いお話を聞くことができました。
キタサンショウウオが発見されたのは1954年と比較的最近で、野生生物保護センターからほど近い釧路市北斗の用水路で小学性が発見したというエピソードなど、とても興味深いお話を聞くことができました。
講義の後は、実物のキタサンショウウオと卵(卵のう)の観察をするため、照井さんが普段調査を行っている場所へ移動しました。
真っ暗な水辺に懐中電灯の光を照らすと、最初は探すのが難しかったものの、目が慣れてくるとヨシの茎に掴まって尾を振るキタサンショウウオの成体が目の前に!!
真っ暗な水辺に懐中電灯の光を照らすと、最初は探すのが難しかったものの、目が慣れてくるとヨシの茎に掴まって尾を振るキタサンショウウオの成体が目の前に!!
ボランティアの皆さんも熱心に目を凝らしていました(興奮しすぎてその様子を撮影せず…)。
さらに水面を探すと「湿原のサファイア」とも言われているキタサンショウウオの卵(卵のう)が青白く輝いていました。卵が自ら発光しているのではなく、青色の波長だけ反射する構造色によるものとのことです。また、産卵してから時間が経つにつれ、この青白い光は失われていくということで、儚く神秘的な光景を見ることができました。
さらに水面を探すと「湿原のサファイア」とも言われているキタサンショウウオの卵(卵のう)が青白く輝いていました。卵が自ら発光しているのではなく、青色の波長だけ反射する構造色によるものとのことです。また、産卵してから時間が経つにつれ、この青白い光は失われていくということで、儚く神秘的な光景を見ることができました。
「キタサンショウウオ」という希少なサンショウウオ。個体数は減少傾向にあると考えられています。その要因は、生息に適した環境の減少や局所化、他の生物との競争など様々なものが考えられます。この先もキタサンショウオが生息し続ける環境を保つためには私たち1人1人ができることをやっていくことがとても重要です。まず「キタサンショウウオ」について各々が知ることがキタサンショウウオの保護・生息する環境の保全に繋がるので、ぜひこの日記をきっかけにキタサンショウウオに興味を持っていただけたら、嬉しいです。