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北海道環境局

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

環境省アクティブ・レンジャー写真展 ~北の自然の舞台裏~

2026年07月17日
上川 永瀬大悦

大雪山国立公園

大雪山国立公園管理事務所 アクティブ・レンジャー 永瀬 大悦

秋を先取り~虹のかかる先へ~


銀泉台 9月
 
紅葉時期の山に虹がかかる景色に感動し、シャッターを切りました。
緯度が高い大雪山国立公園の高山帯では日本一早い紅葉を楽しむことができ、撮影地の銀泉台も人気のスポットです。そのため紅葉期には多くの人が訪れますが、車道が狭く駐車場の駐車台数も限られるため、交通渋滞緩和などのために関係機関によるマイカー規制を実施しています。このマイカー規制期間に合わせて、アクティブ・レンジャーは利用マナー指導やパトロールなどを行っており、昨年度も頻繁に銀泉台に足を運びました。その短い期間の中でも、写真奥のようにウラジロナナカマドの葉が赤く色づき始め、その後ダケカンバの黄葉へと山の色が移ろうのを直接感じられました。
この写真の撮影後すぐ天候が悪化、雨の中登山道上での活動を行うこととなりました。
大雪山国立公園の高山帯での活動は、時に素晴らしい景色、時に天候の急変など、自然の良い面とも悪い面とも隣り合わせである。それを体現するような一日でした。

はしる鳥とつつく鳥と


クチャンベツ 10月
 
夏山シーズンも終わりを迎える10月上旬、木漏れ日に照らされる鳥たちにカメラを向けました。
写真に写っている鳥は2羽で、上面が保護色で写真だと見えづらいキバシリ(Certhia familiaris)が右側の木を駆 け上がっていくところです。
同じ右側の木で採餌中なのは赤い下腹部が特徴のキツツキであるアカゲラ(Dendrocopos mayor)で、写真のほかにも周囲に何羽も飛び交っていました。
この日の仕事は、クチャンベツ登山口までの車道の冬季閉鎖直前での、看板の冬囲いをはじめとする作業でした。シーズンの盛り、特にお盆の時期などは、登山口前の駐車場が満車になるほど登山者が訪れますが、この日は平日ということもあってか誰も入山した様子がありませんでした。
クチャンベツ川の流れる音の中たくさんの鳥がせっせと動き回る林内は、さながら鳥たちの楽園のように思えました。