北海道のアイコン

北海道環境局

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

環境省アクティブ・レンジャー写真展 ~北の自然の舞台裏~

2026年07月17日
新ひだか 水嶋 太郎

日高山脈襟裳十勝国立公園

新ひだか自然保護官事務所 アクティブ・レンジャー 城 辰幸(現任:水嶋 太郎)

視線が語る物


新ひだか町 1月
 
日高山脈襟裳十勝国立公園の核心である日高山脈に目が行きがちですが、実は本公園及びその周辺では、国内希少野生動植物種のオジロワシも見られます。希少な野生生物の存在も本公園における大切な構成要素である事を忘れてはいけません。
新ひだか自然保護官事務所の所在地から程ない場所にて撮影された一枚。これほどまでにオジロワシをズームして撮影できたのは、後にも先にもこの一枚のみです。
過酷な環境を生き抜くため大切な体を保護し、時には優雅に空中散歩を行い、餌となる生き物や魚影を見ると水中へと飛び込む。普段なかなか落ち着いて見ることのできない羽の微細なグラデーション、何かを語りかけるような鋭い眼光をご覧下さい。

北戸蔦別岳からみた幌尻岳


北戸蔦別岳 8月
 
日高山脈襟裳十勝国立公園の核心、日高山脈。昨年度の登山道状況調査時に、頂上から幌尻岳のカール地形を見ることが出来る貴重な山「北戸蔦別岳」から風景を切り取った一枚です。幌尻岳は、日高山脈最高峰で、アイヌにとって祈りの対象とされ、「山頂に海水湖がある」との伝承がある場所です。北海道の背骨日高山脈を代表する幌尻岳が織りなす山岳、文化景観をこの写真から感じていただけると嬉しいです。