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北海道環境局

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道東トレイル:初心者編_後編

2026年08月06日
川湯 田原 俊輔
こんにちは。阿寒摩周国立公園管理事務所 自然保護管補佐(AR)田原です。


実は7月20日まで、川湯ビジターセンター内展示スペースにて
 
環境省特別企画 ~北海道東トレイルを歩く~
時速3㎞の旅。

 
の企画展を行いました。
 
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川湯ビジターセンターでの展示の様子

トレイル歩きのすゝめ

この企画展の中で「トレイル歩きのすゝめ」という川湯ビジターセンター特別企画を行ったのですが、北海道東トレイルを知らない方、川湯ビジターセンターにふらっと立ち寄った方、そして、この日記を読んでくださっている皆さんにもぜひ北海道東トレイルをハイクして(歩いて)いただきたいというコンセプトで企画、展示を行いました。

内容は、新任ARの私が、トレイルとは何か…?おもしろいのか…?という疑問から、実際に北海道東トレイルをハイクして(歩いて)みて、その魅力を文章と写真、マップとしてまとめたものです。


今回歩いたのは、川湯ビジターセンターから川湯温泉駅までのつつじヶ原自然探勝路を含む、約4㎞弱の平坦で短い距離。早い人なら1時間ほどで踏破できてしまいそうなルートですが、北海道東トレイルのルートに選ばれているだけあって、濃密で素晴らしい体験ができること間違いなしの道程です。この日記ではこちらのルートについて紹介します。
 
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作成したマップ

川湯ビジターセンター

スタート地点、川湯ビジターセンターです。季節の情報が満載、見どころを抑えて損はありませんので、事前に収集していきます。また、川湯ビジターセンターではクマスプレーの貸し出しを行っています。クマが気になるこの時代、念を入れて準備していきましょう。
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情報満載!川湯ビジターセンター
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つつじヶ原探勝路

われらが事務所、阿寒摩周国立公園管理事務所を尻目につつじヶ原自然探勝路へと入っていきます。時間や体力に余裕のある方は、川湯ビジターセンター裏手に広がるアカエゾマツの森散策路を経由するのもおすすめです。原生的な道東の森林を堪能しましょう。
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森林浴にはうってつけ!道東の原生風景です
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イソツツジテラス

森が開けたと思うと、硫黄の影響で植生や景色ががらりと変わり、イソツツジテラスに到着。一面にイソツツジが広がり、そこから見えるアトサヌプリ(硫黄山)は絶景!この時期(6月現在)は、イソツツジが見ごろでした!いたるところで立ち止まり、撮影が止まりません。
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奥にはアトサヌプリ、記念撮影にどうでしょう
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ハイマツデッキ

つつじヶ原自然探勝路も終盤、ハイマツデッキです。上からイソツツジ群落を見下ろすことができます。アトサヌプリはもちろん東側には斜里岳も見え、景観は抜群です。アトサヌプリの隣にそびえるマクワンチサップ(兜山)の不思議な見た目にも注目です。
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アトサヌプリはもちろん。周りの景色も絶景です。
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アトサヌプリ(硫黄山)

休憩地点のアトサヌプリに到着!迫力満点の蒸気はやけどに注意!写真ではわからない硫黄の香りはぜひ現地で体感してください。このアトサヌプリ、登ってみたくなりますよね・・・実は、認定ガイドと歩く「アトサヌプリトレッキングツアー」がありますので、気になる方はそちらもチェック!
大地の鼓動を感じる活火山・アトサヌプリトレッキングツアー | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省
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迫力満点!足元まで行きましょう
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硫黄山MOKMOKベース

ちょっと休憩、硫黄山MOKMOKベースに立ち寄りましょう。硫黄山限定の温玉ソフトや川湯温泉蒸し玉子など、ここにしかにしかないメニューが並びます。温玉ソフトを頂きましたが、ソフトクリームとカラメルソース、そして温玉がマッチしてプリンのようにまろやかで美味しかったです。
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栄養補給を口実に!のんびりおいしい旅を。
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青葉トンネル

ハイク再開!満開のイソツツジに見送られ、再び森の中へ。青葉トンネルに入ります。この日は美しいギンリョウソウが見られました。涼しく静かな小道で心落ち着くひと時をぜひ。
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青葉の重なるトンネル、涼しい小径です!
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西沢商店

小道を抜けるといよいよ川湯温泉駅ですが、少し寄り道していきましょう。川湯温泉駅の手前に位置する西沢商店さんは、かわいい店内に豊富な釧路や北海道のお酒が並んでいます。お土産に一つどうでしょうか。
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あれもこれも、気になるものばかり!
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川湯温泉駅

ついに到着!川湯温泉駅。吹き抜ける風が心地よい駅です。レトロな駅舎は心躍らせてくれます。
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JR釧網線の無人駅。ここから釧路や網走へ行くことができます!
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オーチャードグラス

歴史ある川湯温泉駅舎に入っているのはおしゃれな店構えのオーチャードグラスさん。ちょうどお昼時、せっかくなので数あるメニューの中から、ハンバーグを頂きたいと思います。このほか、プリンやケーキ、焼き菓子などスイーツも充実しています!
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これだけ食べればおなかいっぱい。あっ、スイーツは別腹です。
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あし湯

川湯温泉駅の隣には「あし湯」が併設しています。食後は先ほど立ちよったオーチャードグラスのプリンをテイクアウト、足湯に浸かり、プリンを食べながらのんびりする時間は至福の極みです。疲れた足にはやっぱり足湯とスイーツですね
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贅沢な休憩…。トレイルの醍醐味ですね。
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おわりに

最後に、川湯温泉駅から川湯ビジターセンター前(阿寒バス_大鵬相撲記念館前往き)まで、阿寒バスに乗り込めば一周完結!

なんて濃密な散策だったでしょうか。この日は川湯ビジターセンターを9時に出発、色々と寄り道しつつ川湯温泉駅には12時少し前の到着でした。のんびり歩き、ゆったり休憩しながらの満喫散策となりました。まさに時速3㎞の旅。


歩きたくなってきませんか?
きれいな景色を見に行くだけでなく、その道中を楽しみ尽くすハイク(歩く)という魅力、ぜひとも体感してみてください。


そして、
 
環境省特別企画、~北海道東トレイルを歩く~
時速3㎞の旅。

 
8月1日より8月31日まで、阿寒湖畔ビジターセンターで開催中です。
皆様のご来館、そして北海道東トレイルのハイクを楽しんでいただければ幸いです。

それではまた。
 
この記事は、2026年6月に取材したものです。お出かけの際は、最新情報をご確認ください。


阿寒摩周国立公園管理事務所 自然保護管補佐(AR)田原