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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

阿寒湖の湖岸清掃

2007年08月29日
阿寒湖
 8月26日(日)、阿寒湖パークボランティア活動で阿寒湖の湖岸清掃に巡視を兼ねて参加してきました。今回の清掃活動では、シュリコマベツ湾付近の湖岸からゴミ拾いをしました。胴長を着て、ゴミ袋、火箸を持ち、お昼ご飯をつめたリュックなど準備を整え、阿寒湖畔エコミュージアムセンターから午前10時頃に出発。


阿寒湖の湖岸を歩く

 午前10時30分頃に現場に到着し、阿寒湖の湖岸に沿って歩きながらゴミ拾いを開始しました。ごつごつした石ころだらけの湖岸沿いを注意しなら進んでいくと、右斜め前方には、阿寒湖とフップシ岳、雌阿寒岳、雄阿寒岳など、輪郭がくっきりとした山々を眺めることができます。


阿寒湖とフップシ岳

 湖岸沿いには、土にうもれかかったペットボトルや空き缶、ビニール、ロープ、またタイヤやドラム缶、古くさびついた鉄くずなど、さまざまな大型ゴミも多く目につきました。こういった大型ゴミの運搬に最適なのは、カヌーです。カヌーであれば、大きなドラム缶もスイスイ運べます。


ゴミをカヌーに積み込む


ドラム缶も難なくスイスイ

 清掃活動は午後3時頃終了し、回収されたゴミを車の荷台に積み込みました。阿寒湖畔エコミュージアムセンターに戻り、今度はゴミの分別作業。可燃と不可燃、そしてドラム缶やタイヤなどの大型ゴミと分けていきました。最後は、本日の収穫?(回収したゴミ)の前で記念撮影!みなさんお疲れ様でした!

  今回ゴミを回収した場所は、一般車両や一般の方は通行規制がなされているところです。湖岸といったなかなか足を踏み入れにくい場所でもあり、さびついた鉄くずなどの状態から、かなりの月日の経過が伺えることなどから、なかなかゴミを回収することが困難な場所であると思います。そういった意味で今回ゴミの回収ができたことは良い事なのですが、こういったゴミ回収をする人の労力が報われるためにも、日頃から「ゴミは捨てず、持ち帰る」といったひとりひとりの習慣、認識を持つことが大切です。



記念撮影!お疲れさまでした!