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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

出張授業 えりも町東洋小学校(第2回)

2016年11月08日
えりも自然保護官事務所 近藤武

 ついに、11月がやって参りました。私、各地から届く初雪・初冠雪の便りに心を躍らせております。

「えりもの冬、早く来い!」と、白銀の日高山脈に思いを寄せる今日この頃です。

 さて、今回の授業は前回の続きで、テーマは「ゼニガタアザラシと漁業の関わり」です。前回は「アザラシの生態」にフォーカスしましたが、今回は「野生生物と人間の衝突」について理解を深め、皆で考えようという趣旨でした。発展的な内容だったので、専門用語や科学的な考え方なども説明しつつで、難しい授業内容になってしまいました。しかし、5・6年生の生徒3名は、積極的に質問をするなど、しっかり集中していました。

格子網

「定置網に装着した格子網」アザラシに開けられた穴について説明中

 

水中カメラ

「定置網内部の撮影に使用した水中カメラのケース」このあと、生徒達が触ってみた

 授業の最後では、これからのえりもの海での「ゼニガタアザラシと人間の共存」について考えました。アザラシも人間も、えりもの海に頼って生きる同じ生き物です。未来のえりもを担うかもしれない東洋小学校の生徒たちが、海のことやアザラシのことを、自分のこととして考えるきっかけになればいいなと思います。