ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2019年6月

11件の記事があります。

2019年06月27日イベントのお知らせ

阿寒摩周国立公園 杉山万里子

すっかり夏らしい陽気に包まれている川湯地域で、今週末28日(金)から30日(日)の3日間、イベントが開かれます。

川湯エコミュージアムセンターのスタッフによるつつじヶ原のガイドウォークや、遠く群馬県桐生市にあるアウトドアブランドのセレクトショップによる展示即売会があります。

つつじヶ原のイソツツジは満開で、まだ見にこられていない人はぜひ、今のうちにお越しください。また、普段はなかなか聞くことのできないスタッフによるガイド解説も貴重な機会になるはずです!

展示即売会では、セレクトショップが選ぶおしゃれなモノやコーヒー、ベーグルなども販売されます。去年の夏に改装された川湯エコミュージアムセンター2階で、コーヒーを片手に窓の向こうに広がるアカエゾマツの森を眺めながら休憩もでき、いつもとは違った特別な雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。皆様のご来場をお待ちしています!

なお、イベントの詳細は下記URLをご覧下さい。

川湯エコミュージアムセンター

https://www.kawayu-eco-museum.com/

ページ先頭へ↑

2019年06月21日胸アツな二日間

大雪山国立公園 東川 渡邉 あゆみ

 いよいよ、大雪山国立公園パークボランティアの山での活動が始動しました!

 最初の活動は、毎年山開き前に行っている前期登山道整備。道迷いや登山道外への踏み込み防止のためのロープ張り、標識のペイントやゴミ拾い、残雪のカッティング等、6月8日(土)にカミホロカメットク山周辺、6月9日(日)に旭岳周辺で行いました。

 昨年11月に36名の新人さんが加わったパークボランティア(以下、PV)。今回は二日間で、新人PV16名、先輩PV12名、総勢28名の心強い登山道整備となりました。

 

 今回はいつもの作業の他に、鉄ピンの荷揚げ(1本、1.2kg×36本=合計43.2kg)・廃材の荷下げにもご協力いただきました。荷揚げももちろん大変ですが、これまで使ってた古いロープやコンクリート柵・木柵は荷揚げした鉄ピンよりもずっと重たく、「あとは下るだけ」と張り切って荷下げし始めたものの、時間が経つにつれて肩に食い込む重量感に泣きを見ることもあります・・・。

 

 「この先の行程も長いので、無理しないでください!」と弱腰の私をよそに、前のめりで山男・山女のザックにどんどん括り付けられる廃材たち。元気な新人パワーを追い風に、先輩PVも貫禄の荷下ろし。

 「同じ釜の飯を食う」ではないですが「同じ苦労をした仲間」として連帯感が生まれ、重たい荷物にクタクタになりながらも、お互い気遣ったり、冗談を言い合ったり、最後まで笑いが絶えないまま下山となりました。

 なんと二日間で荷下げた廃材は90kg!!すごすぎます。

 経験豊富な先輩PVがさりげなく火ばさみでゴミを拾ったり、チームワークよく順々にロープを張っていったり、力が弱い人はペイント作業や細かい作業専門となり・・・先輩PVがリードしてくださり、腕章を付けて「パークボランティア」として山に入る姿勢を新人PVに背中で教えてくれたようでした。こうやって伝統は引き継がれていくんですね~。

 天気もあまり良くなく、ハードな作業行程でしたが、みなぎる熱意の皆さんと一緒に山で作業できたこと、とっても嬉しく、皆さんの活躍と勇ましい背中からパワーをもらった二日間でした。そして私もまだまだ鍛え方が足りない、と自分への起爆剤にもなりました。

 あと3カ月!たった3カ月!?ひとときも見逃したくない山の瞬間。パークボランティアの皆さんと短い大雪山の夏を共有できること、楽しみにしています。

【お知らせ】

  • ※ カミホロカメットク避難小屋のトイレ2基共、鍵が錆びて、内側から閉まらなくなっています。

  • ※ 中岳温泉上部の登山道上に雪の吹きだまりがあり、非常に危険な状態となっています。雪が溶け、登山道が出る6月末頃までは旭岳~裾合平1周コースは控えた方がいいでしょう。

ページ先頭へ↑

2019年06月18日初夏の夢ヶ丘達古武歩道へ

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

昨年に引き続き、釧路湿原国立公園クリーンウォーク@夢ヶ丘達古武歩道が総勢31名でおこなわれました。新しく加わったパークボランティアの皆さんも、よつ葉乳業根釧工場より職員の方々が「地域のために貢献を!」とご参加くださいました。

よつ葉乳業さんは、第2土曜に行われるこのクリーンウォークに毎月ご協力いただけることとなりました。大変心強いサポート、この場を借りて感謝申し上げます。

さて、夢ヶ丘達古武歩道は、いつ来てもやっぱりキレイ。一方、歩道の終点にある長い階段は痩せ気味・・・。ということで土のう袋に入れたウッドチップを運び、階段に補給する活動をメインでおこないました。

5W1H 5W1H

「ここにもう1段あったほうがいい!」など皆さんの気づきと工夫で、どんどん良くなっていきました。

5W1H 5W1H

歩道の終点は、夢ヶ丘展望台!眼下を通過するJRノロッコ号を眺め、復路は自然観察を楽しみながら帰りました。

5W1H 5W1H

途中すれ違ったイスラエル人ハイカー2人が、「国立公園でレンジャーたちに出会えるなんてハッピー!こんな景色の中でボランティアできるなんてワンダフル!階段は上りやすくてソーグッド!展望台はアメイジング!」と皆さんの活動に感心していました。

釧路湿原を歩くなら、西の温根内木道、東の達古武歩道がオススメです!

ページ先頭へ↑

2019年06月18日定点撮影調査へ

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

先日、釧路湿原国立公園の「定点撮影調査」に行ってきました。

これは、決まったポイントから季節や年を変えてパノラマ写真を撮影し、環境の変化を確認するための調査です。

調査地は全部で25箇所。そのうち辿り付くのが最も大変なのが、今回の地点。頼もしいパートナーであるパークボランティアの方々と地元ネイチャーガイドさん達にも同行いただき、入り組んだ山道を12km・・・頑張って歩きました。

5W1H 5W1H

では、読者の皆様も調査員になったつもりで、同じ時期の20年ほど前の写真と、今回撮ってきたばかりの写真を見比べてみましょう。
2001529日撮影▼

5W1H

20196月6日撮影

5W1H

何か発見はありましたか?

私は、湿原の手前にある丘に注目しました。淡い茶色の笹原から濃い緑色の森林へと変化しています。

実はこの一帯は、国立公園の特別地域に指定されている他、NPO法人トラストサルン釧路が民有地であった所を買い上げ、永続的な保全に取り組んでいる場所です。釧路湿原とそれを囲う丘陵地が、国立公園に指定されて32年。湿原を潤す水源の森が育まれていることがよく分かりました。

途中、見晴らしの良い所で休憩。「いつかここも森の中になって景色が見えなくなっても、湿原は喜んでいるだろう。」と話していると、ネイチャーガイドのおひとりがアイヌの伝統楽器・ムックリを演奏してくれました。太古の昔へも未来へもタイムスリップできそうな不思議な音色と空気に包まれました。

5W1H

ページ先頭へ↑

2019年06月17日旭岳ビジターセンターへようこそ!

大雪山国立公園 渡邉 あゆみ

 615()、ついに旭岳ビジターセンターが開館しました!

 オープン日は、午後から雨予報でしたが、この通りのお天気。

 太陽もセレモニーを後押ししてくれるような日差しの下、無事にテープカットが終わり、開館の運びとなりました。

 

 館内は道産材を多用し、大雪山の森林をイメージした内部空間となる樹状構造で、まず来館者を驚かせるのが高~い天井。開放的で、ゆったりとした雰囲気となっています。

 大雪山の自然に関するリアルタイム情報は経験豊富なスタッフが随時更新し、今後はVRや植物の模型、大雪山の四季のビデオ放映など、展示設備は更に充実していく予定です!

  

 休憩スペースには、東川家具を設置し、書棚には大雪山に関する書籍も充実しているので、座り心地の良いイスに腰掛けながら、くつろいで本を読んだり、飲食も可能です。

 これから数十年と国内外からたくさんの方が訪れる旭岳ビジターセンター。

 登山前にビジターセンターに来て、リアルタイム情報を入手し、これからはじまる山旅にワクワクを募らせ、下山後にまた立ち寄り、改めて学びを発見し、またここに来たいと思って頂けるような、ビジターセンターとなるよう、ビジターセンター職員の方々と連携を進めていきます!

  是非、足をお運び下さい。

ページ先頭へ↑

2019年06月15日ゼニガタアザラシ調査内容のご紹介

えりも自然保護官事務所 熊谷 文絵

こんにちは!

えりも自然保護官事務所の熊谷です。

みなさんの知っている"えりも"はどんなところでしょうか?

...風が強いだけではありませんよ。

ここ、えりも町は季節を問わず魚や貝類など多くの海産物が水揚げされます。

中でも、鮭の定置網漁の季節は町や港が賑わいます○

※定置網漁とは...

"進行方向に壁があると感じると、沖へ向かって泳ぐ"という、魚の習性を利用した漁法。

網をあらかじめ定められた場所に仕掛けておき、そこへ泳いできた魚が自身の持つ習性により網の奥へ奥へと誘導される仕組みです。

毎朝、網に溜まった魚を回収します。(この作業を「網興し(あみおこし)」と呼びます)

えりもの鮭定置網漁の季節は「春(5月中旬~7月上旬)」と「秋(8月末~11月中旬)」。

ここ数年、記録的な不漁が続きましたが今年の春は昨年よりも魚が獲れ、活気を取り戻しました♪

▲大漁!サケ・マスの他にカレイやサバ、ニシンが。大漁の日は港が更に活気づき、心躍ります♪

よく見ると、獲れた魚の中にはこんなものも...

 

▲「トッカリ喰い」

これは、アザラシがひっかいたり、食べてしまったことによる被害です。

「トッカリ」とはアイヌ語でアザラシを指し、アザラシが食べる様子や食べられた魚を「トッカリ喰い」と呼びます。

これまでも何度かご紹介しているように、えりも周辺には、「ゼニガタアザラシ」が暮らしています。

このアザラシは定着性のため、周年決まった範囲内で過ごしますが、えりも町の定置網のいくつかはその範囲(生活圏)内に位置しています。そのため、定置網に入ったまたは入ろうとしている鮭を度々食べてしまうのです。

鮭を食べよう・獲ろうとするのは人間だけでなく、アザラシも然り、狙っています。

アザラシがひっかくことにより傷がついたり、一部食べられてしまった鮭は人間の食用として出荷することは出来ません。漁師の皆さんからすると、害獣とも感じかねないゼニガタアザラシ。

えりも自然保護官事務所では、アザラシの個体数を維持しつつ、漁業被害を減らすにはどうしたらよいか。。

そのためにはどんな対策を行うべきか。。地元漁師のみなさんは勿論、専門家や関係各所にご意見をいただきながら取り組みを行っています。

これまで、効果の見られたものがあるものの、より効果を得られるものはないかと試行錯誤が続いています。

今回は、その中の春の定置網漁に同行し行っている「乗船調査」の一部をご紹介。

◎毎朝5:00 漁師さんと共に漁船に乗り込みます!

◎定置網の場所まで移動したら...いざ網興し!私も一緒に網を引き寄せます。

 大漁の日こそ、重たいんです。。

  

◎獲れた魚にどれだけのアザラシ被害があったのか、調べます。

 

◎定置網に近寄る魚やアザラシの様子が見られるよう水中カメラを設置しています。

 交換は網興しの度に行います。1つの船で興す網は2ヵ所、もう一度繰り返します。

 その他、定置網の近くにアザラシが寄ってきているか、目視での確認を行います。

 

◎事務所に戻ったら、回収したカメラ映像を確認します。

 得られた映像から、魚やアザラシが何時頃、網の近くでどのような行動をとっているかが分かります。

 これらは漁師の皆さんと都度共有し、必要があれば網の形状を変更したりしています。

 今年の春は、カメラに興味を持ったウマヅラハギがしばらく覗き込んでいたことがありました...

 ウマヅラハギのドアップで魚やアザラシの様子分からず...かわいいハプニングとなりました♪

そして、何といってもアザラシがとっても賢いこと。。ここに私たちが取り組む業務の難しさがあります。

水族館で行われているショーなどからも分かる通り、トレーナーとコミュニケーションが取れるだけの知能があり、学習能力が高いため、何か新しいことが起きても数日、いや早ければ数時間もしないうちに慣れてしまうのです。

また、日々変化する海中での出来事に適応しているアザラシたちに、陸で暮らす私たち人間が対策を講じることは、一筋縄ではいきません。

そういった日々に私の頭の中はというと...

●ダイバーでもある私。潜って海中の様子を見てみようか... いや、ここはえりも。

日高山脈が海に沈む特殊な地形から、風はもちろん海流も複雑です。静かそうに見えても海中はうねって流れも速い。。やめておこう。

●あれ、アザラシが休息をとっている岩礁が昨日と違う。ゼニガタアザラシは同じ個体が決まった岩礁を好む傾向にあるけれど...昨日と同じような海況・風況なのにどうしてだろう?

●気温の上がってくる今時期に発生しやすいのが、霧。10m先も見えない濃霧、待っても待っても真っ白でな何も見えません...霧くらいならアザラシはいつもの場所にいるのかな?

こんな調子で、気づけば毎日アザラシのことばかり考えています。

アザラシも種類や棲む場所によって食べるものや行動も違っています。

ここに棲むアザラシのことをもっと知ろうとするものの、中々上手くいかないことも多いのです。。

とはいえ、ここにいるから分かる情報は豊富です、めげずに調査に取り組みます!

今年の春の乗船調査が終了し、そこでの結果を取りまとめました。

専門家の方や地元の皆さんと会議をし、今後の方針や調査方法などを決めていきます。

ゼニガタアザラシが野生で棲むことが出来る環境が残るえりも。いつまでもここを選んもらえるように、人とアザラシが共生できる環境を目指します!

次回は、ドローンを用いた個体数調査についてご紹介の予定です。お楽しみに!


ページ先頭へ↑

2019年06月10日礼文島アクティブレンジャー写真展開催中です♪

利尻礼文サロベツ国立公園 津田涼夏

みなさま、こんにちは!

礼文担当のアクティブレンジャーの津田です。

6月3日より、香深港フェリーターミナル1階の喫煙室横で環境省アクティブレンジャー写真展を開催しております。北海道の国立公園や国定公園での魅力や環境省の仕事を多くの人に知ってもらえる写真展となっています。是非お立ち寄りください☺

また、会場にはアンケートを設置していますので、ぜひ感想をお願いします。

写真1,2:AR写真展会場(2019/6/1 香深港フェリーターミナル1階)

また、礼文島ではこの時期ならではのお花がたくさん開花しています。

写真3:レブンアツモリソウ(2019/5/28 レブンアツモリソウ群生地) 

写真4:レブンコザクラ(2019/5/28 桃岩展望台コース)

礼文島を代表とするラン科のレブンアツモリソウ。美しく可愛らしく元気に咲いています。今年は開花がはやく、もうそろそろ見ごろが終わってしまいそうです。

写真5:ホソバコンロンソウ(2019/5/16 桃岩展望台コース)

写真6:イワベンケイ(2019/5/24 8時間コース)

アブラナ科のホソバコンロンソウは、紅紫色の花びらを持ち、他の植物に紛れるも美しい姿です。

イワベンケイは、ベンケイソウ科の植物で分厚い葉を持っており、岩の上にひっそりと生えりりしい姿を見せてくれます。

写真7:ハクサンチドリ(2019/5/28 レブンアツモリソウ群生地)

現在桃岩展望台コースでは、キンポウゲ科で紫と白のミヤマオダマキや黄色のミヤマキンポウゲのほか、ハナシノブ科で紫色のレブンハナシノブが多く見られます。

今年は天候にも恵まれ花が開花するのが早いようです。もう少しゆっくり花の季節を楽しみたいですね。

ページ先頭へ↑

2019年06月10日イソツツジ開花

阿寒摩周国立公園 杉山万里子

新緑も日に日に濃くなり、初夏を思わせる季節になりました。

今、硫黄山の裾野のつつじヶ原ではイソツツジの開花が進んでいます。

ご存じの方も多いかもしれませんが、つつじヶ原は日本一広いイソツツジの群落として知られています。硫黄山の影響で地温も酸性度も高く、厳しい環境ではありますが、自分の落ち葉を栄養にしながら生育しています。

イソツツジが開花の時期を迎えると喜ぶ虫は誰でしょうか?散策をしているとあちこちからブーンという羽音が聞こえてきます。マルハナバチが忙しく飛び回っています。

散策のおすすめは川湯温泉から続くつつじヶ原自然探勝路です。

片道約2.7キロ、約1時間。途中にあるイソツツジテラスやハイマツデッキに寄り道して景色を味わってくださいね。ゴール地点では硫黄山が待っています!

また、610日からは川湯地域の住民による、朝の散策ツアーが始まります。

詳細は下記のポスターをご覧ください。

この季節ならではの景色を観に来られませんか?

ページ先頭へ↑

2019年06月07日長い間お世話になりました

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

突然のご報告ではございますが、この度、6月7日をもって8年1ヶ月勤めた北海道地方環境事務所を退職することになりました。

酪農学園大学を卒業し、一度は民間企業に勤めましたが、野生動物の保全活動に携わりたいという思いを諦めきれず、カナダでワーキングホリデーとして1年間滞在しながらSPCAという野生動物保護センターでボランティア活動を行いました。その経験の中で、さらに野生動物保全への思いを強くし、帰国後の平成23年に環境省の北海道地方環境事務所 野生生物課でアクティブレンジャーとして勤務することになりました。

新任当初は環境行政のなんたるかを全く分かっておらず、理想ばかりが先を行き壁にぶつかることも多くありました。そのたびに落ち込み、なぜ思い通りに動物を守ることが出来ないのかと苦悩する毎日でした。それでも僅かな希望を持ち続けて業務に当たることが出来たのは、いつも暖かく、時には厳しく指導してくださった、ウトナイ湖や宮島沼センターやの皆さまをはじめ、研究者の先生方、これまでお仕事をご一緒させていただいたすべての皆さま、また歴代のレンジャーが常に側にいて、サポートしてくださったおかげです。

この場をお借りしてお礼を申し上げます。長い間、本当にありがとうございました。

皆さんにいただいた数えきれない優しさは、これから私が出会う、全ての動物と人に全力で返していきますね!!

退職後は、スコットランドのアバディーン大学で海洋保全について学ぶ修士課程のコースに進む予定です。先ずは10週間の語学コースでみっちり英語を勉強し、その後本コースが始まります。イギリスの修士課程はコースワークだと1年間で卒業しなければならないので、かなり忙しいようです。

このコースでは、海洋ほ乳類と人の軋轢を緩和すつ方法について学ことになるようですので、日本でも応用出来る先進事例を持ち帰ってこられるように、しっかりと学んできたいと思います。

語学もさることながら、初めて学ぶ海洋保全の分野ですので、授業についていけるかはとても不安ですが、私の大好きな海洋ほ乳類が幸せに暮らせる海を守るべく頑張ります!!

帰国しても野生動物の保全に携わって行きたいと考えていますので、皆さんともどこかで再会できればとても嬉しいです。

再会のその日まで、しばし修行に出て参ります。

それでは、長い間お世話になりました。行ってきます!!

ウトナイ湖      最後は、最高に綺麗なウトナイ湖を見た時の写真で。 私は右の緑色です。

ページ先頭へ↑

2019年06月05日ポン山 夏支度始まりました!!

利尻礼文サロベツ国立公園 室田 雄飛

こんにちは!  

稚内自然保護官事務所 利尻事務室の室田です。

今回は利尻島北部にある、ポン山のロープ張り&ベンチ塗装をしてきました。

ポン山はアイヌ語で小さい山という意味があり、その名の通り標高は444mと低く、小一時間ほどで登れるので、軽い散策をしたい方におすすめ!春先から初夏にかけてのポン山は花が多く、見所も満載です。今回の目的は、そんなポン山の山頂部に植生保護用ロープ柵設置と別日にベンチの整備です。

ロープ張りの参加者は行政関係者、利尻はなガイドクラブさん、トレイルワークスさん。ベンチ整備はポン山に年間100ポン以上登られている、ポン山ヘビーユーザーの熊谷さんの協力の下、行われました。ご協力ありがとうございます!

※ポン山での作業は管理者である北海道の指示の元行われました。

●作業後集合写真

●ベンチ整備の様子

紙やすりでささくれを取って、ペンキ塗りました。

Before                  ・After


●ツバメオモト、今年の利尻島の開花時期は2週間ほど早いです。


●エゾハルゼミ、新緑とセミの組み合わせは夏を感じさせますね。

●ポン山からの利尻山、上空の風が強いとできる、すじ雲ができていました。

 

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ