北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
「知床世界遺産ルサフィールドハウス」。
夏期開館期間を終え、11月1日から冬季閉館となりました。
開館から4ヵ月、多くの方々がこのルサフィールドハウスにお越しくださいました。
ルサフィールドハウスがある羅臼町北浜は、羅臼市街地から離れた場所にあるため、開館当初「どれくらいの人が来てくれるだろう」と少し不安もありました。そんな不安は連日の来館者に、すぐに吹き飛びました。
館内の様子
展示してある着ぐるみを着て
「オオワシに襲われる~」
ルサフィールドハウスは、根室海峡と国後島が眼前に広がっています。
運が良ければ羅臼の海に生息するクジラの噴気やシャチの姿などが、室内の望遠鏡で見ることができるんですよ!
また、ルサフィールドハウスの側を流れるルサ川に遡上するカラフトマス、シロザケ。それらを狙うキタキツネや鳥たち。陸上動物と川・海の密接な関わりもより身近に感じることができました。
そんな「知床世界遺産ルサフィールドハウス」
11月から3ヶ月間の冬眠を経て、2月1日から再び開館となります。
開館時は厳冬期真っただ中ですが、流氷やスケソウダラ漁を行う漁船など
冬ならではの景色、そしてオオワシ・オジロワシ、アザラシなど、冬でしか
見ることのできない動物がご覧になれます。
ぜひ、いらしてください。
2月にまた、お待ちしています。
またきてね☆