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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺、日高山脈襟裳十勝国立公園があります。

環境省アクティブ・レンジャー写真展 北の自然の舞台裏

2022年06月01日
苫小牧 大久保 智子

アクティブ・レンジャー 大久保 智子

「雪の妖精」

 

ウトナイ湖 8月

 

 8月のウトナイ湖の散策路は、ハンノキ、ミズナラなどの広葉樹の葉が繁り、緑に包まれます。その散策路を行ったり来たり飛び交って、チュルリチュルリと小鳥たちが賑(にぎ)やかです。シマエナガは、白くて丸いフォルム、キュートな仕草で、多くのファンを持つ小鳥界のアイドルです。身近に生息しているのに、なかなかその姿を見ることができませんが、会えた時にはハートを鷲づかみにされます。

 

 

「家族」

 

宮島沼 8月

 

 夏、ヨシ原が生い茂った宮島沼では、水鳥たちがくつろいでいて、時折ヒナ連れの家族もみられます。カルガモは産まれてからすぐに歩くことができ、親鳥に誘導されて水辺に現れます。親鳥についていく姿は微笑ましく、おいていかれまいとする健気な姿をみると、たくましく生き抜いてほしいと願わずにはいられません。