ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

釧路湿原国立公園

59件の記事があります。

2018年04月27日キラコタン岬よりこんにちは

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

まだ桜前線が到達していない釧路湿原国立公園の渡辺欣正です。フリースやジャケットなど羽織るものが手放せませんよ!

さて、今日は「釧路湿原の秘境」とも呼ばれるキラコタン岬から。ここは国立公園の特別保護区や国の天然記念物にも指定されており、鶴居村教育委員会(TEL:0154-64-2050)で許可を受ければ往復5kmのハイキングを楽しめる特別な場所です。

私たちは、ここでGW前~11月まで登山者カウンターを設置しており、利用者の動向を調べています。今シーズンもパークボランティアの皆さんと一緒にセッティングしに行ってきました。

5W1H 5W1H

設置後は、キラコタン岬の先端まで春のパトロールへ。オーストラリアから釧路湿原へ渡ってきたオオジシギが見られましたよ。

散策道沿いに倒木が3本ありましたが、チェーンソーを持参していなかったので処理は後日。所々、道が不明瞭な所もあるので、初めて行かれる方は鶴居村教育委員会でよく確認してください。

5W1H 5W1H

森を抜けて岬の先端に行くと、眼下には釧路湿原が!今から100年ほど前、全国どこを探しても見つからなかったタンチョウが再発見されたのが、まさにここ。聖域のような雰囲気をもっています。

5W1H

昨年までの登山者カウンターのデータを整理すると、年間3,000人ほどの方たちがキラコタンでのハイキングを楽しんでいることが分かりました。また、シーズンはじめ・おわりの利用者が多くなってきており、夏だけでなく芽吹きの春から紅葉の秋まで長く利用されるようになってきているようです。

5W1H

最後に、利用者の皆さまへのお願いです。これからも「秘境」に入らせていただくという気持ちを忘れず、ゴミは持ち帰る、散策道をはずれない、植物を採取しないといったマナーを守ったハイキングを続けてください。よろしくお願いします!

ページ先頭へ↑

2018年04月11日釧路湿原東部三湖沼とそこに飛来する水鳥たち

釧路湿原国立公園 佐野 綾音

 皆さまこんにちは。

 4月に入り、釧路湿原にも少しずつ春の訪れを感じるようになりました。

 先ほど、日記を投稿した釧路湿原自然保護官事務所渡辺アクティブレンジャーよりバトンを受け取り、今回は春の訪れとして、釧路湿原国立公園内にある、3つの湖とそこに飛来している水鳥(カモなどの渡り鳥)についてご紹介したいと思います。

 北海道東部の湖は水鳥にとって、渡りの途中に翼を休める「経由地」となっています。越冬のため南方に移動する9~12月、越冬地から繁殖地へと移動する4~5月に、いろいろな種類の水鳥が見られます。一方、1~3月は湖全体が凍ってしまうため、水鳥のすみずらい環境になってしまいます。

 釧路湿原の東部にある、シラルトロ湖・塘路湖そして達古武湖にも現在多くの水鳥が飛来しています。私たちは、いつ、どんな水鳥が、どのくらい飛来しているのか、毎年9月頃から湖面の完全結氷までと、湖面の氷が解ける4月から5月頃まで調査を行っています。

 3月20日に調査を行った際は、シラルトロ湖及び塘路湖では、解氷面が一部出てきていましたが、達古武湖では全面結氷していました。

5W1H

シラルトロ湖

5W1H

塘路湖

5W1H

達古武湖(全面が凍結している)

 

 湖のほとんどが凍っている真冬の時期は、水鳥はほとんど見られず、オジロワシやオオワシ、タンチョウといった鳥が多く見られます。

5W1H

シラルトロ湖に集まる鳥たち

5W1H

達古武湖の凍結した湖面上にたたずむオジロワシ

 その後、4月5日に湖へ調査へ行くと...

 いずれの湖も全て解氷していました。

5W1H

シラルトロ湖

5W1H

塘路湖

5W1H

達古武湖

 そして双眼鏡や望遠鏡で湖を覗いてみると...

5W1H

 上の写真でみると、中央上部にいる2羽がヒシクイ(国の天然記念物、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)です。写真下部にいるのはオオハクチョウ、そして左側にいるのがヒドリガモです。

5W1H

 上記の写真の鳥は、白ベースに目の周囲が黒いことからパンダガモとも呼ばれているミコアイサです。他にも多くの種類の水鳥が飛来していました。

 これらの水鳥は、これから、シベリアなどの繁殖地に向けて渡っていきます。

 また秋に、繁殖地で生まれた子どもたちを連れて、釧路湿原に戻ってくるのでしょう。

 釧路湿原はまだまだ寒いですが、ぜひ一度、この時期ならではの水鳥観察にいらしてください。水鳥はもちろんのこと、晴れた日には湖面がキラキラと輝き素敵な景色を眺めることが出来ます。

 4月21日(日曜日)には、平成30年度自然ふれあい行事イベントとして、「早春の湿原 野鳥観察会」が標茶町にあるシラルトロ湖・蝶の森周辺で開催されます。このイベントでは、森の野鳥やシラルトロ湖に飛来している水鳥について、専門家の解説を聞きながら観察できるので、是非ご参加ください。お申込みやお問合せ先は塘路湖エコミュージアムセンターへ。

お申込み・お問合せ先

塘路湖エコミュージアムセンター

電話番号:015-487-3003

開館時間:午前10:00~午後5時(4月~10月)

休館日:毎週水曜日

ページ先頭へ↑

2018年04月11日パークボランティア研修会を開催しました!<パート2>

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

釧路湿原国立公園パークボランティアたちの活動がより深く、より楽しくなるために開催している研修会。

前回の応急手当につづき、3/24(土)にも開催しました!(フレッシュな報告ではなく、ごめんなさい...。)

今回は、バスをチャーターしてラムサール条約登録湿地「厚岸湖・別寒辺牛湿原」へ!

私たちのフィールドである釧路湿原から一歩外に出て、厚岸水鳥観察館の澁谷さんから、お隣の湿原のこと、水鳥のことを学びました。

座学の冒頭。

澁谷さん「この鍋、なにかおかしいことに気づきませんか?」

5W1H 5W1H

(ヒントは右の写真)

「こういう誤認はよくあります。全種を覚える必要はないですが、大きさ、色、形、行動の特徴といった識別ポイントはおさえておきましょう!」と。

専門家ならではのおもしろい小ネタを交えながらの座学の後は、野外で実物の観察へ。

5W1H 5W1H

「全体的に黒い!あ、潜った!キンクロハジロのようだけど、白い部分は腹から背中で、くちばしの根元が白いのもいるから...スズガモだ!」と習ったばかりの観察のコツが活きました。

当日の資料はコチラ。カモの観察にオススメのポケット図鑑です。

http://www.biodic.go.jp/gankamo/seikabutu/data/report/IdentificationGuide_bypage.pdf

そして、釧路湿原国立公園にも、ただいま北帰行中の水鳥たちがやって来ていますよ!果たしてどんな鳥が見られるのでしょうか。水鳥調査から帰ってきたばかりの佐野アクティブレンジャーバトンタッチ!

ページ先頭へ↑

2018年03月20日パークボランティア研修会を開催しました!

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

釧路湿原国立公園パークボランティア研修会「応急手当講習~活動時の事故に備えよう~」を温根内ビジターセンターで開催しました。

私たちの活動拠点である温根内木道で病人がでたら...?巡視中にケガをしたら...?地元の鶴居消防署にお願いをして、実践的な救命救急を教えていただきました。日頃の消防活動でお忙しい中、時には真剣に、時にはおもしろおかしい寸劇を交えて教えてくださった村上さん、菅原さん、加藤さん、どうもありがとうございました!

5W1H 5W1H

場面設定は、"野外で、限られた道具で"。

「加藤くん!大丈夫かい?いま助けてあげるからね!」と安全な所へ移動。

5W1H 5W1H

「加藤くん!もしかして腕の骨折れてない?もう心配いらないよ!ほら!」と言って出てきたのが、やぶれたスーパーのビニール袋...。いったいどうするんでしょう...。

5W1H 5W1H

おおお!!!

5W1H 5W1H

骨折した腕を固定することができました!ビニール袋は、止血で直接圧迫する際の感染症予防にも使えるので、リュックに大小1枚ずつ入れておきたい便利グッズとのことでした。ガムテープかビニールテープもあると、なお良し!

その他にも、湿原で起こりうるさまざまな事故を想定して訓練しました。私たちが安全に活動できるよう、そして来訪者に安心して楽しんでいただけるよう準備してお待ちしております!

ページ先頭へ↑

2018年02月15日雪がふったら温根内木道へGO!

釧路湿原国立公園 釧路湿原 渡辺欣正

こんにちは、釧路湿原国立公園の渡辺欣正です。

温根内ビジターセンターの冬の目玉は、歩くスキーとスノーシューの無料レンタル!

5W1H 5W1H

観光で来られた方にも、この頃運動不足を感じるな...という地元の方にも、気軽に冬の湿原歩きを楽しんでもらいたいです。歩くスキーやスノーシューの購入を検討している方も、一度無料で体験してみては?

それにあわせて温根内木道自然情報も更新しました!ダウンロードはコチラから。

オススメスポットを紹介しているので、ルートを決める時に参考にしてみてください。

5W1H 5W1H

先日は、鶴居小学校と庶路小学校の子どもたちが歩くスキー体験をしに来てくれました!子どもたちに人気だったのは「チャレンジ坂」と「堤防ゲレンデ」!なだらかな斜面を何度ものぼったりすべったり、気分はクロスカントリースキーオリンピック選手!

5W1H  5W1H

そしてもうひとつのオススメが「湧き水」。2/11()に開催された自然ふれあい行事「歩くスキーで湿原ハイク」で観察をしに行きました。気温マイナス20℃まで下がる氷の湿原において、この凍らない水はまるで砂漠のオアシス。いろんな動物たちが水を求めて集まります。いったい誰の足あとでしょう?

5W1H 5W1H

ミニ図鑑も載せているので、ぜひ見つけた足あとを調べてみてください。て、実はクイズなのです(意地悪?!)。歩く前にスタッフと答え合わせしても、歩いた後にセンターの暖炉で温まりながら考えてもOK!そして友だちや家族に温根内のことを宣伝してくれたらなお◎

5W1H 5W1H

今しかできないことをめいっぱい楽しもう!

皆さまのお越しをお待ちしております!

 **************************

 ■温根内ビジターセンター 

 TEL:0154-65-2323

 開 館:午前9:00~午後4:00(11月~3月)
 休 館:毎週火曜日

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - -

 平成30年3月4日(日)10:00~12:00

 「湿原の裏山でスノーシューハイク」@温根内木道

 普段行けない所から湿原を眺めます|参加無料|要予約|

**************************

ページ先頭へ↑

2018年01月24日冬の釧路湿原でしかできない体験3選

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

釧路湿原国立公園の渡辺欣正です。本年もよろしくお願いします。

さて、厳冬の釧路湿原には寒さを忘れるほど楽しいことがいっぱい!

この時期にここでしかできない体験3選、勝手にランキング、発表します。

3位 雪よりも白いタンチョウ観察

朝早くならポストカードなどでも見る名所「音羽橋」。日中ならスタッフが常駐している「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」がオススメです。おもしろい生態や涙ぐましい保護活動のお話も聞けますよ。施設が休館の際は、「鶴見台」へ。長く厳しい冬を生き抜くタンチョウのたくましさと美しさに、心温まることでしょう。

5W1H 5W1H

写真左)音羽橋 右)鶴見台

2位 歩くスキーで湿原散策

じっと観察するだけでは物足りない、白銀の湿原の中を自らの足で歩いてみたい!という方は温根内ビジターセンター(火曜休館)」へ。歩くスキーとスノーシューを無料で貸し出ししています。優しいスタッフが装着の仕方やコースを丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心して楽しむことができます。今冬は雪が少ないので晴れ続きの時は長靴が一番便利です。

5W1H 5W1H

写真左)スノーシュー 右)歩くスキー

1位 湿原を疾走!SL冬の湿原号

1/27()から運行開始の観光列車SL冬の湿原号。乗って湿原を眺めるも良し、展望台から汽車の勇壮な姿を眺めるも良し。

5W1H 5W1H

写真左)茅沼蝶の森にて 右)サルルン展望台にて

特に、サルボ・サルルン展望台は、塘路駅で途中下車して訪れたり、勇壮な汽車を撮影しようと"撮り鉄"の皆さまにも人気のスポットです。

ということで、パークボランティアの佐々木稔さんと一緒に展望台へ巡視に行きました。倒木を処理したり、ロープを張りなおしたりと、来訪者に安心して楽しんでいただけるよう準備をしました。1/19()現在、雪は少なく長靴で展望台まで行くことができました。

5W1H 5W1H

周辺マップもつくりましたので、散策の際にお使いください。積雪などの情報入手やお手洗いは「塘路湖エコミュージアムセンターでお済ませください。水曜休館です。

5W1H

皆さまのお越しをお待ちしております!

ページ先頭へ↑

2017年12月06日エゾシカカウント調査中!

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

12/4(月)にエゾシカカウント調査をおこないました。

北海道をはじめ全国各地で被害が起きているシカ問題・・・。この調査は、釧路湿原ではいったいどうなのだろう?増えている?いついる?どこに多い?といったことを把握するためのものです。

5W1H

方法は、釧路湿原で一番見晴らしのいい細岡展望台と、湿原の奥まったところにあるコッタロ湿原展望台から、フィールドスコープをのぞいて見える範囲でエゾシカをカウントしています。

5W1H

この日は、釧路湿原国立公園パークボランティアの小川さん、加藤さん、佐々木さん、そして西村さんにご協力いただきました。毎冬のご協力、本当にありがとうございます!

肝心のエゾシカはというと、スコープを使っても見える大きさは、このくらい。本当にいますか?(笑)

5W1H

写真の中には、草を食べているシカのほかに、すわって休んでいるシカ、森のふちにいるシカもいます。全部で10頭くらいでしょうか。もっと発見できましたか?

調査を手伝ってくださるパークボランティアさんたちは、普段から生きもの観察が大好きで、遠くのエゾシカも見逃しません!

調査範囲を分担してカウントしていただいたところ、1回目の合計216頭、2回目が214頭。たった2頭しか差がでない高い精度!

5W1H

周辺の牧草地などで夏を過ごしたエゾシカは、冬になると湿原の中に集まってきます。昨年、一昨年の同時期には150頭程度だったので、今年は少し多いようです。佐々木さんが担当してくださったコッタロも、17頭。例年は1、2頭なので、引っ越してくるのが早いですね。これからどのように推移するか、地道に調査を続けていきたいと思います。

5W1H

ただいま検討が進められている国立公園内でのシカ対策。増えすぎてしまったエゾシカは悪者扱いされることが多いですが、いなくなってもいけない釧路湿原の大事な一員です。対策を通じて、湿原生態系のバランスを保っていくことが求められています。

ページ先頭へ↑

2017年11月07日今月の温根内木道マップお待たせしました!

釧路湿原国立公園 渡辺欣正

こんにちは、釧路湿原の渡辺欣正です。

-----------------

温根内木道とビジターセンターは、アプローチ歩道の工事のため、下記の日程で閉鎖します。

117()9()

1113()16()

利用者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いします。

-----------------

それ以外の日は、秋晴れが気持ち良い静かな湿原歩きを楽しめますよ。

5W1H

11月の温根内木道の自然情報マップは、湿原にまつわるクイズを10問。

5W1H

中には難問も?!

5W1H

最後の問いは、想像力が試されます!

5W1H

最近、このマップを毎月楽しみにしてくださっているという方たちと出会い、嬉しい気持ちでいっぱいです。ただいま温根内ビジターセンター、釧路湿原野生生物保護センター、たんちょう釧路空港にて配付中です。

↓ネット版のバックナンバーはコチラから!

http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/book/onnemap/

ページ先頭へ↑

2017年09月13日釧路湿原鳥獣保護区パトロール

釧路湿原国立公園 佐野 綾音

 皆さんこんにちは。釧路湿原自然保護官事務所の佐野です。

 9月に入り、釧路湿原は秋の装いに変わり始めてきました。

 今回は釧路湿原における鳥獣保護区の巡視について投稿させていただきます。

国指定釧路湿原鳥獣保護区は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」に基づいて、指定されています。国指定鳥獣保護区とは、国際的又は全国的な鳥獣の保護の見地からその鳥獣の保護のため重要な区域として、環境大臣が指定するものです。釧路湿原における国指定鳥獣保護区指定面積は、11523haで、東京ディズニーランド約226個分の広さになります!

 この鳥獣保護区という地区が分かるように環境省では下の写真のように鳥獣保護区という制札を立てています。

5W1H

 今回はこの鳥獣保護区制札が倒れたりしていないか、鳥獣保護区やその周辺で何か変わったことが起こっていないかパトロールを行いました。

パトロール中、鳥獣保護区内を観察してみると...

5W1H

 少し拡大してみると...

5W1H

 この鳥は...さらに拡大すると...

5W1H

 1羽のタンチョウを確認しました。

 また、今年の春に生まれたタンチョウの幼鳥も親と共に確認することができました。(写真下:鳥獣保護区外)

5W1H

 今回のパトロールでは、怪我や病気の鳥等もおらず特に問題は見つかりませんでした。

 これからの季節、釧路湿原にはオオワシやオジロワシといった希少猛禽類や白鳥やカモ類等、渡り鳥が飛来する時期となります。今後も継続してパトロールを続けていきたいと思います。

ページ先頭へ↑

2017年07月24日2017年釧路湿原野生生物保護センターバックヤードツアー参加者を募集いたします。

釧路湿原国立公園 佐野 綾音

みなさまこんにちは、釧路湿原自然保護官事務所の佐野です。今回は、釧路湿原野生生物保護センターで毎年恒例のバックヤードツアーについてご紹介をいたします。

 釧路湿原野生生物保護センターでは、交通事故などで保護されたシマフクロウ・オジロワシ・オオワシ3種の希少猛禽類をメインに、治療や野生復帰に向けたリハビリ飼育を行っています。

当センターに保護されている猛禽類たちは、野生復帰を目指しているので、人に慣れさせないため飼育施設は一般の方に公開していません。そのため、普段は展示室から窓越しに眺めることしかできません。

 

ただし、当センターでどのような取り組みをしているのか、どのような理由で本来は野生に生息しているはずの猛禽類たちがここへ保護され飼育されているのか、彼らに関する様々な現状などを知っていただく機会として、2日間限定のバックヤードツアーを実施いたします!大好評につき1回目の募集は締め切りとなりましたが、2回目の9月17日(日曜日)を現在募集いたしております。

普段、見ることのできない釧路湿原野生生物保護センターの裏側を、是非一度見て一緒に学びませんか?

【日時】 2017年9月17日(日曜日) 10:00~12:00

【対象】 どなたでもご参加いただけます。(定員:20名程度)※小学生以下は保護者同伴でご参加下さい。

【場所】 釧路湿原野生生物保護センター展示室前(北海道釧路市北斗2-2101)

【参加費】 保険代・テキスト代として100円/人

【申し込み先】(株)猛禽類医学研究所(事務局)FAX:0154-56-3466 E-mail:irbj@irbj.net

詳しくは別途、下記案内をご覧下さい。

2017バックヤードツアー案内.pdf

☆追伸:7月25日(火)をもって、好評につき定員に達しましたので、募集を締め切らせて頂きました。

ページ先頭へ↑

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ