アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
冬のサロベツ巡視!
2022年12月23日
稚内
サロベツ担当アクティブ・レンジャーの福井です。
風雪による劣化を防ぐ目的で看板の冬囲いや木道の様子などを確認するため、積雪後のサロベツを巡視してきました!
サロベツ湿原センター(豊富町)
サロベツ湿原センターの木道は積雪によりほとんど見えなくなっていましたが、幸い木道の位置はわかったため、踏み外さないようにしながら進んでいきました。
雪が多く積もると木道上のベンチも雪に埋もれて見えなくなります。
サロベツ湿原センターは月曜日を除き開館していますので、夏期とは違った景色を見にぜひお越しください!
●サロベツ湿原センター
・施設開館 10:00から16:00 (月曜日・12月29日~1月3日まで休館)
・木道利用可能
・トイレ利用可能(開館時間内のみ・12月29日~1月3日利用不可)
幌延ビジターセンター(幌延町)
幌延ビジターセンターも同様に木道に雪が積もっていました。
こちらも木道のある場所がまだわかったため、木道をたどり巡視を行いました。
木道上にはキタキツネやエゾウサギといった動物の足跡がよく残っていました。
幌延ビジターセンターは冬期の間は5月まで閉館しています。
●幌延ビジターセンター
・施設閉館(2023年4月30日まで)
・木道利用可能
・トイレ利用不可
・木道利用可能
・トイレ利用不可
雪と風の強い日が続いていましたが、冬囲いも頑丈にロープで結んだことで飛ばされておらず、安心しました。
これからもっと雪が積もると木道の位置もわからなくなります。
冬はスノーシューをはいて、どこまでも続いていそうな雪原を歩くことができるのですが、現在はまだ雪が固まっていないため危険です。
今年はどのくらい雪が積もるのでしょうか…。
安全や健康に気をつけて、冬のサロベツもお楽しみください。