ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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知床国立公園 ウトロ

213件の記事があります。

2018年01月15日流氷初日

知床国立公園 笠井 憲子

あけましておめでとうございます。知床国立公園・ウトロの笠井です。

ついに、やってきました。流氷ですよ。

フレペの滝展望地から見る流氷

111日今年初の流氷が陸地から観察できました。

筋状の流氷

荒波に漂う粉々の流氷粉々感は否めませんが、荒波に揉まれながら先発隊の到着です。

流氷本隊の到着はもう少し先のことになると思います。

知床冬の観光シーズンが始まりますよ。

反芻するエゾシカ

エゾシカたちも反芻(はんすう)しながら、皆さんをお待ちしております。

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2017年12月14日鳥!鳥!!そして...鳥!!!!! Japan Bird Festival 2017参加報告

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

鳥はお好きですか?あなたの推しメンならぬ推し鳥はなんですか?私の推し鳥はもちろん、知床の海鳥を代表する絶滅危惧種ケイマフリ・・・・・・と言いたいところですが、一番好きなのはトラツグミな知床国立公園ウトロの高橋です。5~6月のいまだ残雪が残る羅臼岳で寝ていて、深夜ふと目を覚ますと遠くから聞こえてくる「ヒ―――......」という寂しげでどこか不気味でもある独特の鳴き声に、もののあはれを感じずにはいられません。トラツグミ、私の一推しです。(ちなみに二推しがオオジシギで、三推しがエゾセンニュウです)

......。

なんの話かと言うと、去る11月3・4日、「鳥」の祭典ジャパンバードフェスティバル2017に参加してきました。今回はその参加報告です!!!

協議会ブースとスタッフ

ジャパンバードフェスティバルとは!!!

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ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、千葉県我孫子市手賀沼周辺にて行われる、鳥をテーマにした日本最大級のイベントです。

鳥のお絵かきやミニ工作、双眼鏡やスコープの体験、ミニライブやトークショー、小・中学生、高校生が自然観察の成果を発表する環境学会、鳥学講座、手賀沼バードウォッチングツアー、野鳥撮影体験、抽選によるプレゼントつきスタンプラリー、野鳥の写真展、バードカービング作品展、野鳥関連グッズの販売、全国各地からの自然や野鳥保護団体の展示、軽食コーナーなど「遊ぶ、学ぶ、親しむ」鳥を楽しむ2日間。

(引用元:ジャパンバードフェスティバル公式サイトhttp://www.birdfesta.net/

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このように「鳥」がらみなら何でもウェルカム!というぐらい様々な人・物・活動等々が日本全国から集まる、とにかく鳥づくしの一大イベントです。このJBFに「知床ウトロ海域環境保全協議会」のPR活動の一環で参加してきました!

会場の手賀沼周辺

会場は千葉県我孫子市にある手賀沼周辺です。画像中央の青いテント群の中に我々のブースがあります。

ウトロ海域協議会ブース外側 ウトロ海域協議会ブース内側

知床ウトロ海域環境保全協議会のブースは、ケイマフリのデコイ・知床半島ジオラマから、鮭とば・羅臼昆布・ヒグマやトドの缶詰まで、色々盛りだくさんな感じになりました。

会場の様子 ブースに来てくれたお客さん

開場すると一気に人が増え始め、我々のブースにも入れ替わり立ち替わりお客さんが。「今年の夏、知床行ったよ!」なんて声をかけてくれる方が思いのほか沢山いました。

スコープやカメラを乗せた三脚が立ち並ぶ にぎわう光学機器メーカーブース

バードウォッチングといえば光学機器。メーカー各社のブース前には最新機種のスコープや一眼レフカメラをのせた三脚がずらりと並び、大盛況です。

中央ステージ付近でくつろぐ家族客 ステージではバンドが演奏している

中央ステージではバンドが演奏していたりして常時にぎやかです。屋台で買った料理を食べながらくつろぐ家族客がたくさんいました。

実際にバードウォッチングがおこなわれている 手賀沼にうかぶカッパの像

手賀沼を船で回って鳥を見る、船上バードウォッチングツアーもありました。(乗りたかった)

この他にも手賀沼周辺の複数の施設で、様々な催しが同時多発的におこなわれていて、全部見て回るのが大変なほど。すごいボリュームです、まさにフェス!

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今回はじめて道外のイベントに参加し、色々な方と話しましたが、日本各地でおこなわれている様々な取り組みを知ることができて、逆に我々が知床でおこなっている活動がどんな位置づけにあるか、どういった風に見えるか、客観的に見なおす大変良い機会になりました。この経験を来年度以降の活動に活かしていければと思う次第です。というわけで、それでは皆さん良いお年を―――!!!

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2017年09月07日水上スペシャル!謎の洞穴にケイマフリの巣箱を設置せよ!

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

タコ漁用の箱を再利用してつくった海鳥の巣箱

これが何かおわかりでしょうか。タコ漁用の箱?うーんおしい、タコ漁用の箱を再利用してつくった海鳥の巣箱でしたー!初見は灯油のポリタンクかと思った知床国立公園ウトロの高橋です。

先日、「知床ウトロ海域環境保全協議会」の活動の一環で、この海鳥用巣箱を設置しにいきました。知床ウトロで海鳥と言えば・・・・・・そうです「ケイマフリ」です!

ケイマフリ

ケイマフリ

ケイマフリとは、知床半島ではウトロ近海でのみ見られる希少な海鳥(絶滅危惧I類)です。その数わずか100~140羽ほど。繁殖期である夏5月~8月の間だけ姿を現し、海に面した断崖で営巣します。子育てが終わると沖へ飛び去り、翌年の夏まで姿を現すことはありません。その生態はいまだ多くの謎に包まれています。

今回設置した巣箱にケイマフリが営巣すればしめたもの、内部に調査の機材をとりつけモニタリングすることで、生態を解明する大きな手がかりが得られるのです!

しかし海鳥が営巣するような断崖にどうやって巣箱を設置したのか......ここからは現場の臨場感をお伝えするため、文体を変えてお届けしたいと思います。

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知の果ての海、絶海の洞穴に希少海鳥ケイマフリ、安寧の地は実在した!!

かくして我々はケイマフリの巣箱とともに、知床海鳥研究会会長・福田佳弘氏が駆る小型船「蒼鷹丸」に乗り込み、オホーツク海へと出航した!

小型船「蒼鷹丸」に乗り込み、オホーツク海へと出航

ウトロ港から船を走らせることおよそ1時間。目的地の断崖に到着した。船はゆっくりと岩壁に近づいてゆく......その時である!我々をいざなうかのように、謎の洞穴が姿を現した!!!

謎の洞穴が姿を現した

「隊長、どうやって中に入りましょうか」

洞穴は海抜1.5mほどのところにあり、もちろん乗り移るための桟橋やロープなどは存在しない。

「しかたがない、船首から飛び移るぞ!」

みな息をのむ。もし海に落ちればただでは済まない......オホーツク海は夏でも水温が18℃前後ととても冷たいのだ!オホーツク海沿岸約280kmに海水浴場が4件くらいしかないのも納得の冷たさである。最悪の場合、冷水のショックで心臓が停止し、即死する......隊員達の顔に不安の色が浮かぶ。しかしそんなに高くないため飛び移ることができた。

洞穴内部を見回すと、思いのほか空間が広がっている

上陸し洞穴内部を見回すと、思いのほか空間が広がっている。8畳+クローゼット+ロフトぐらいの広さである。さらに左手上部には、人一人が入れる大きさの横穴が5mほど続いており、その先は小さな岩の小窓となって外の光が差し込んでいた。

人一人が入れる大きさの横穴

「高波が避けられ、外敵が来ず、冬の流氷すらも防いでくれる、ケイマフリ安寧の地......ここだ、ここしか考えられない!巣箱を設置しよう!!」

設置位置検討 巣箱の固定巣箱の固定 完成

のべ3日間に及んだ設置作業を終え、我々は洞穴を後にした。

さらば洞穴

9月に入ればウトロの海は荒れ始める。そうなればもはや、人類がこの洞穴に足を踏み入れるのは不可能になるだろう。訪れることができるのは唯一、海鳥達だけである。

「......本当にこれで、よかったのでしょうか。」 (※ 巣箱の設置場所・固定方法等)

「何が正しいかなんて誰にもわからないさ。答えはきっと───ケイマフリだけが知っている。」

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というわけで今回とりつけた巣箱、はたしてケイマフリは営巣してくれるのでしょうか。来夏の繁殖期にむけ、周囲にデコイを設置する等して、より営巣したくてたまらない環境を整えていく予定です。随時レポートしていきますので乞う、ご期待!

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2017年06月13日携帯トイレブース・リブート

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

岩尾別登山口の掲示板につづく、羅臼岳山開き準備第2弾!携帯トイレブースの冬囲いを取り外しに行ってきました!!!今シーズン初めての山での仕事に昂ぶりを抑えきれない!!!!!知床国立公園ウトロの高橋です!!!!!!!!

羅臼平から見た羅臼岳山頂

羅臼岳山頂。羅臼平はすっかり雪が消えハイマツの海に変わりました。

「携帯トイレブース」、それは読んで字の如く、携帯トイレを快適に使用するために建てられた小屋です。羅臼岳登山道では銀冷水に設置されています。

残雪に埋もれた極楽平 仙人坂の急登

工具を背負っていざ出発。極楽平から先はまだまだ雪が多く、登山道も埋まっています。この時期は入山者がほとんどおらず、踏み跡も無いのでとても道に迷いやすいところです。

携帯トイレブースが現れた ブルーシートで覆われたトイレブース

ダケカンバと残雪の迷路を進むと、突如現れる青い何か。シートで覆われた携帯トイレブースです。見たところ厳しい冬を無事乗り越えた模様。というわけで早速作業開始です。

冬囲いを取り外す様子

完成

完 成

内部の大便器 外部の小便器

中に大便用が、外に小便用があります。

携帯トイレ 携帯トイレを便器にセットしたところ

携帯トイレをこんなふうにセットして使います。

準備は完了、あとは7月2日(日)の山開きを待つのみ!

みなさん、羅臼岳に登る際は必ず!携帯トイレ持参でお願いします!!!

※ 携帯トイレは下記の場所で販売しています。

【斜里町内】

 ・ 木下小屋

 ・ 岩尾別ユースホステル

 ・ 知床自然センター

 ・ 知床五湖パークサービスセンター

 ・ セブンイレブン(斜里ウトロ店)

 ・ 知床世界遺産センター

 ・ 道の駅うとろ・シリエトク

 【羅臼町内】

 ・ 羅臼ビジターセンター

 ・ むらたスポーツ

羅臼岳山頂にて携帯トイレの普及を祈願する様子

羅臼岳山頂にて携帯トイレの普及を祈願する様子

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2017年06月08日カムイワッカ

知床国立公園 笠井 憲子

知床の観光地の一つカムイワッカ湯の滝に行けるようになりました。

カムイワッカ湯の滝へ続く唯一の道、道道93号知床公園線が61日に冬期通行止めが解除され開通しました。

道路が冬季閉鎖される10月下旬(予定)までカムイワッカ湯の滝まで通行できます。

知床五湖との分岐から先は未舗装のダートとなっていますので、スピードは控えめに走行します。

ダートを走ること11km。この先に本当にカムイワッカはあるのかと、不安を感じる頃に到着します。

アイヌ語で、神・魔(カムイ)の水(ワッカ)という意味があるカムイワッカ湯の滝。

硫黄山から流れてくる水は、硫黄を含み飲めないことや生物が生息できないことから魔の水とも解釈できます。

湯の滝からもわかるとおり温泉の流れる川。

強酸性のお湯なので、肌の弱い人は注意が必要。水温は30℃ほどの温水プールぐらいの温度です。

川の中は靴下やかかと固定のサンダルで歩きましょう。

川べりは滑りやすいので、流れがあるところを歩くのがおすすめです。

一の滝上部まで利用できます。落石の危険があるので、規制線の先へは立ち入らないようお願いします。

今年のマイカー規制は、81日~825日です。この期間はシャトルバスをご利用ください。(自家用車でカムイワッカまで行くことができません。)

↓詳しくは、コチラをご確認ください。

http://www.goko.go.jp/files/s_bus.pdf

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2017年05月24日夏への扉

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

The Door into Summer

山の新緑が暖かな陽射しに輝いて、時まさに春!たまに暑くてTシャツ短パンになる日がある知床国立公園・ウトロの高橋です。Tシャツ短パンと言えば、もはや夏と言っても過言ではないでしょう。そして夏と言えば......そう、「山」ですね!!!

ほぼ夏山の羅臼岳

羅臼岳はまだ残雪豊富ですが、四捨五入すればおおむね夏山です

というわけで夏山シーズン到来に先立ち、知床半島最高峰・羅臼岳に続く登山道の準備をしてきました。羅臼岳の登山道はウトロ側、羅臼側にそれぞれ1つずつあり、今回はそのウトロ側、岩尾別登山口での作業です。

登山基地・木下小屋

岩尾別登山口に建つ羅臼岳登山者たちのベースキャンプ、木下小屋

  登山口には、情報掲示板が設置されています。冬になると雪に埋もれてしまうため、壊れないよう毎年秋に

 解体し、春を迎えて夏山シーズンが始まる今時分に組み立てる、というのが慣例になっています。

組み立て作業Before 組み立て作業After

Before → After

登山道関係者(環境省、林野庁、北海道、地元山岳ガイド、山小屋管理者等々)らが集まり、協力して作業をおこないました。

掲示板の屋根をつける 記入台をつける

掲示板は重厚かつ頑強な金属製で、屋根などは持ち上げるのに大人4、5人がかりの代物ですが、毎年多くの方々が参加してくださるおかげでサクサク組み立てられていきます。

サクサク組み立てられていく様子

サクサク組み立てられていく様子

完成 登山道情報が貼り出された様子

ここにヒグマの出没状況や雪渓や危険箇所の状況など、登山道の最新情報が貼り出されます。羅臼岳に登られる方は入山前にぜひともチェックしてください!

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2017年05月19日その時 ゲートが動いた

知床国立公園 ウトロ 桑原 靖則

こんにちは皆さん、知床国立公園・ウトロの高橋です。

毎年多くの人が開通を待ちわびる「知床横断道路」、今年2017年は4月28日に開通しました。ゴールデウィーク前の開通は、知床に住む人々の夢。様々な思いが交錯し、人間ドラマが生まれます。今回のアクティブレンジャー日記は、知床横断道路開通、その決定的瞬間に迫りたいと思います。

「知床横断道路」とは───。

その名の通り、知床峠を越えて半島を横断し、西のウトロと東の羅臼を車でわずか40分という時間でつなぐ、知床の交通の要となる道路です。峠に雪が降り出す毎年10月下旬にゲートが閉ざされ、開くのは翌年4月末頃。この横断道路の開通は、知床の春到来の象徴です。

雪解けの進む知床連山

雪解けが進む知床連山

4月に入ると、業界関係者の間では

「●●日に道路が開くらしい」

「今年は雪が少ないから▲▲日に開くと聞いた」

「道路の除雪作業は■■日には終わるそうだ」

「◆◆日に開く!!!(といいな)」

等々まことしやかに噂され、みな今か今かと待ち望んでいたわけですが......とうとう4/28(金)午前10時!開通と相成りました!

開通式の様子 ゲート前に並ぶ車

幌別ゲート前にて、関係者らが今シーズンの安全を祈り、玉串を奉納。

開通の時間が近づくにしたがい、ゲート前に車の列が伸びていきます。

野生動物へのえさやり禁止をPR ウトロ温泉ゆるキャラ「くま吾郎」

人が集まるこの機会に野生動物へのえさやり禁止をPR!

ウトロ温泉公式ゆるキャラ「くま吾郎」も推参!(ちなみに中身は私です)

そして皆さん―――、いよいよ今日のその時がやって参ります。

ゲート開門

開門ッ!開門───ッ!!!

知床峠へ向かう車両(1) 知床峠へ向かう車両(2)

車、バイク、バス、自転車など、続々と知床峠へのぼっていきます。

知床峠へ向かう我々

我々も知床峠へ!続け───ッ!!!

知床峠頂上 知床峠駐車場

到着した峠頂上は哀しいかな、雲に覆われて真っ白でした!!!

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その後の知床峠、雪解けにともなう雪崩で道が埋まるなど色々ありましたが、5/9現在、絶賛開通中です。ただし夜間は路面凍結の恐れがあるため、しばらくの間は通行可能な時間が限られています。今後暖かくなるにしたがい通行可能時間が段階的にのびていき、例年5月中には全日通行可になります。

  1. (1) 通行可能時間 10:00 ~ 15:30 ...... 5/9現在

  2. (2) 通行可能時間 8:00 ~ 17:00

  3. (3) 全日通行可

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さて今回のアクティブレンジャー日記。最後は好天に恵まれたゴールデンウィーク中の知床峠~羅臼岳周辺の様子をご紹介しながら、お別れしたいと思います。今回もご覧いただき、ありがとうございました。

知床峠から羅臼岳へ

晴天の知床峠から羅臼岳・南西ルンゼを目指す山スキーヤーたち

振り返ると知床峠、天頂山、羅臼湖など

振り返ると知床峠、天頂山、羅臼湖、知西別岳などが一望できる

羅臼岳山頂にて

羅臼岳山頂にて、羅臼町方面を望む

いまだ雪に覆われた知床連山稜線

いまだ雪に覆われた稜線が、知床岬へ向かって続いている

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2017年04月21日目覚めし知床五湖

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

 さて先日からおこなっている知床五湖の開園準備。まだまだ続いています。

 この日は毎年恒例、関係者総出で遊歩道の除雪作業です。気温も上がり絶好の肉体労働日和で、朝から士気最高潮の知床国立公園・ウトロの高橋です。やってやる......やってやるぞッ......!!!

知床自然センター前に集合

知床五湖に関わるネイチャーガイドの皆さんや行政関係者ら、総勢三十余名が集結!

雪に埋まった遊歩道へ 雪に埋まった遊歩道へ

いざ知床五湖、地上遊歩道へ出発!もちろん何もかも雪の下です!

一心不乱に掘りまくる 一心不乱に掘りまくる

一心不乱に掘りまくる

全長1.6kmの遊歩道、一心不乱に掘りまくる!

もう腕がパンパンだァ―――ッッ!!!

雪の深いところでは腰~胸の高さまであります。悲鳴をあげる二の腕!

開通したッ!お美事ッッ!!!

昼食を挟んで一日がかりの作業となりましたが、無事開通しました。

いよいよ4/20、知床五湖

開  園  で  す  !

http://www.goko.go.jp/

雪化粧の知床連山

いまだ雪化粧フルメイクの知床連山が、あなたのお越しをお待ちしています!

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2017年04月11日目覚めよ、知床五湖

知床国立公園 ウトロ 高橋 優太

 今年も4月20日が近づいてきました。知床五湖、開園の日です。

 開園準備のため知床五湖に向かう途中、カーラジオから「春まっさかり」「暖かい一日」「全道的に晴れ模様に」といった言葉が繰り返し流れてきましたが、知床五湖に着いてみればまだまだ余裕で冬でした。「全道」とはいったい......ここは地の果て、知床国立公園・ウトロの高橋です。

雪に埋もれた一湖

一湖です。まだ完全に雪の下です。

寒風吹きすさぶ高架木道 雪に埋もれた看板

寒風吹きすさぶ高架木道。看板は一部雪に埋もれています。

看板を掘り起こす ブルーシートを取り外す

掘り起こして、冬期養生用のシートを取り外すと......

出てきた看板

無事でした。

重々しい鉄の箱

この頑丈な鉄の箱の中身は......

衛星ブロードバンドのアンテナ

衛星ブロードバンド用のアンテナです。

 知床国立公園の奥地にある知床五湖にはインターネット回線が通じていないため、人工衛星を介してインターネットにアクセスしています。誰もが「原生的な自然」を安全・便利に楽しめるように、縁の下でハイテク機器が支えているという......ありがとう、人類の叡智!!!

 知床五湖の開園準備はまだまだ続きます。

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2017年03月30日春うらら

知床国立公園 笠井 憲子

 春山シーズンに突入して、浮かれています。知床国立公園ウトロの笠井です。

 穏やかな天候が続き、雪国知床も春めいてきました。

 根室海峡に浮かぶ流氷と国後島

 山にはまだ雪がありますが、低地は雪解けが進んでいます。

 暖かい陽気に生きものたちが動きはじめる気配を感じます。

 知床では早くもヒグマが活動を始めています。

 先日、現地調査にて、 流氷を背に崖を登るヒグマを見かけたのですが、別の日には、爪痕もしっかりとしたヒグマの足跡と出会いました。

 

 このヒグマの足跡は大きく、雄成獣サイズです。

 糞も発見しましたが、中にシカの毛が混じり、どうやらシカを食べている様子。

 知床で散策する際には、事前に情報収集を行うと共に、ヒグマに出会わないために声を出したり、音の出るもの(クマ鈴など)を身に付けたりしてヒグマに人の存在を知らせながら歩きましょう。

 私たちも巡視の際は、クマスプレーを持ち歩いています。

 ヒグマ対策情報

 知床半島先端部地区利用の心得 シレココ

 <http://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/sirecoco/bear02/index.html>

 公益財団法人知床財団 ヒグマ対処法

 <http://www.shiretoko.or.jp/library/bear/>

 ヒグマの出没に春の訪れを感じる知床国立公園です。

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