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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

ウトナイ湖から見える山々

2022年08月24日
苫小牧 大久保 智子
こんにちは。
草むらから虫たちが奏でる音楽が、だんだん賑やかになってきて、
その音色が心地よく感じている、大久保です。
 
 
先日ウトナイ湖へ行った際、普段何気なく見ていた景色にはっとしました。



湖越しに今日も山が見えてるなぁと、遠くの連なる山々を目で追っていたときに、
山々が日高山脈だと気がつき、そのうちひときわ大きく見えるのが幌尻岳だとわかり
ました。そうなると、隣の戸蔦別岳、エサオマントッタベツ岳と次々とわかってきて、
ひもを解くように、見ている景色と自分の知っている日高山脈がつながっていきました。

ウトナイ湖からも日高山脈の主稜線が見えることに興奮し、
ウトナイ湖から見える景色の魅力をまたひとつ知りました。

ウトナイ湖といえば、バードウォッチャーには大変人気のエリアですが、
目線をずらすとまた違った楽しみ方もあります。



気になったので、山座同定してみました。


日高山脈が見えるのはウトナイ湖野生鳥獣保護センターから東方面。
道の駅ウトナイ湖展望台からは、西方面には支笏洞爺国立公園の樽前山なども見えます。

ウトナイ湖から近隣の国立公園、国立公園予定地域が見えてわくわくします。





遠くの山々に思いをはせるのもまたいいものです。



***
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター2階では、8月31日までAR写真展を開催しています。
私からは、ウトナイ湖で撮影したシマエナガの写真と宮島沼で撮影したカルガモ親子を展示しています。
ウトナイ湖から見える日高山脈の写真は帯広ARが、樽前山の写真は支笏ARが撮影したものも展示しています。

是非ウトナイ湖へ足をお運びください。

 



なお、会場までは行けないという方には、
オンラインでも開催していますので是非アクセスしてみてください。

AR写真展AR日記バージョン開催中

AR写真展インスタグラム開催中