北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
着任いたしました大塚武(オオツカタケル)です。
アクティブレンジャーの日常や担当地区の自然をお伝えしていければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、洞爺湖畔にも色々な春が訪れています。
みなさんは、春といえば何を思い浮かべますか?
フキノトウ、ツクシ、入学式・・・
私の春といえばやっぱりこれです!エゾサンショウウオ(※)の卵!!
水際の枝に産み付けられるエゾサンショウウオのタマゴ
洞爺湖畔で発見しました!!
卵といってもニワトリの様なかたいカラのたまごを1個ずつ産むのではなく、
プルプルしたゼリー状の卵のかたまりをうずまき状に水の中に産みます。
エゾサンショウウオを漢字にすると「蝦夷山椒魚」ですかね?
卵からかえるのが楽しみです。
※エゾサンショウウオ(学名:Hynobius retardatus)
両生綱 有尾目 サンショウウオ亜目 サンショウウオ科 カスミサンショウウオ属
成体の体長は約14~19cm、日本固有のサンショウウオで北海道のみに生息。