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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

冬のつつじが原の歩き方【目印を確認しましょう!】

2026年02月16日
川湯 樋熊 夏歩
こんにちは。阿寒摩周国立公園管理事務所(通称:川湯事務所)の樋熊です。
本日は、冬のつつじヶ原自然探勝路の歩き方をお伝えさせてください!

つつじヶ原自然探勝路とは

北海道弟子屈町にある硫黄山の麓は、硫黄の成分により土壌が酸性化しており、植物は限られたものしか生えることができません。イソツツジやハイマツは基本高山に生える植物ですが、この特殊な環境下では、100haのイソツツジの花畑と“這っていない”ハイマツを見ることができます。 
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満開のイソツツジ
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つつじヶ原自然探勝路
つつじヶ原自然探勝路は、そのイソツツジとハイマツの間を通って川湯温泉街と硫黄山をつないでいます。川湯温泉街から歩けば、針葉樹林・広葉樹林を抜けてイソツツジが広がり、さらにハイマツが現れる、という植生の変化を、たった2.5㎞の平坦な散策路で味わうことができます。
 
※過去のつつじヶ原が登場する日記はこちら↓
阿寒摩周 2025春夏 | 北海道地方環境事務所 | 環境省
北海道東トレイル~ARトレイル日記⑤硫黄山を眺めながら~ | 北海道地方環境事務所 | 環境省

冬の歩き方

冬になるとつつじヶ原は雪に覆われ、探勝路が分かりにくくなります。(しっかり積もると全く分かりません。)そのため、積雪時のつつじヶ原探勝路は、
目印(水色やピンクのテープが付いた木やポール)の西側を歩きましょう!
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例:本来の探勝路の東側に目印を設置しています。
思わずスノーシューで歩き回りたくなる雪原ですが、雪の下にはイソツツジが埋まっています。特に積雪直後は雪がやわらかいこともあり、雪に足が埋まった際に踏みつけて、イソツツジを傷めてしまいます。貴重な植生の保護のため、目印を確認して探勝路上を歩くことに、ご協力をお願いいたします。
 
また、つつじヶ原は、一年を通して多くのエゾシカが利用しています。冬は縦横無尽にシカ道がついているので、惑わされないように足跡をじっくり確認してみてください!
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シカ道に注意
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道脇にある柵もほぼ埋まっています
ちなみに、スノーシューは以下の施設で貸出を行っています。
・硫黄山MOKMOKベース(硫黄山MOKMOKベース | 楽しむ摩周湖&硫黄山 in 北海道
・川湯ビジターセンター(TOP - 川湯ビジターセンター
スノーブーツや長靴では埋まって歩きにくいこともあるので、つつじヶ原を歩く際はスノーシューの利用もご検討ください。
 
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スノーシュー貸出時にお伝えしている内容
最後に…
今回も探勝路の整備にはパークボランティアの皆さんにご協力いただきました。12月には新メンバーも20名加入し、今後の活躍にも期待です!