支笏洞爺国立公園
96件の記事があります。
2020年07月09日四十三山(よそみやま)とは?
支笏洞爺国立公園 小松瑠菜
初めまして!
4月から洞爺湖管理官事務所のアクティブ・レンジャー(以下;AR)に着任いたしました、
小松 瑠菜(こまつ るな)と申します。
これから支笏洞爺国立公園(羊蹄山・登別・洞爺湖周辺)の美しい自然やイベント等の情報を
発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
(支笏湖・定山渓周辺につきましては、當山ARのAR日記をのぞいてみてくださいね☆)
さて、早速ですが、記念すべき第1回の投稿を飾るのは「四十三山(よそみやま)」です☆彡
「なんで四十三山?!洞爺湖じゃないの?!」と思った方もいるでしょう。笑
なぜなら、四十三山は私が初めての野外業務を担当した思い出の山だからです♪
実はこの四十三山、2009年8月に日本初の「世界ジオパーク」として登録された
「洞爺湖有珠山ジオパーク」のエリア内なのです!
ジオパークとは?
地球(ジオ)を楽しむ自然公園です。
地形・地質学的にも重要で価値のある場所を保護・保全しながら、ビジターセンターや
展示施設・自然観察路、解説看板やガイドブックを通じて教育や観光に活用しています。
洞爺湖有珠山ジオパークはユネスコが支援する世界ジオパークネットワークの一員です。
(小冊子:洞爺湖有珠山ジオパークガイド01『四十三山(明治新山)ルートを歩く』
著・宇井忠英、岡田弘、加賀谷仁左衛門)より
四十三山の名前は、1910年(明治43年)の有珠山噴火の際に誕生した山であることから、
命名されました。別名・明治新山とも言うみたいですよ♪
噴火直後は不毛の地であったこの山は、110年の時を経て、こんなにも緑が回復しました♪
四十三山開通の際、パークボランティアさん(以下;PV)と一緒に、
看板の清掃作業、倒木の撤去作業、登山道の整備などを行っています!
四十三山では、他にもPVさんたちと一緒に、ゴミ拾いや草刈り、
金比羅山(噴火後20年経過)と四十三山(噴火後110年経過)の植生の違いを調査しました☆
【4月に観察した植物】 @四十三山
【6月に観察した植物】 @四十三山
今回、見つけることは出来ませんでしたが、他にもフクジュソウ、コハコメ、ツルアジサイ、
カンボク、ニセアカシア、コメツブウマゴヤシ、オオイヌノフグリなどのお花も、
この時期の四十三山で見ることができるようです♪
樹種はミズナラ、ホオノキ、ハリギリ、エゾヤマザクラ、トドマツ、オオカメノキ、アズキナシ
などを見ることができました!
場所によっては陰樹も数多く生育しており、遷移を確認することができます!^^
樹種も安定しているようです♪
【6月観察した植物】 @金比羅山
写真にはありませんが、このほかにもノラニンジン、シロツメクサ、アメリカオニアザミ
などのお花が確認できました!☆
きれいなお花がたくさん咲いていますが、実はこれ...外来植物も多いんです...;;
遷移が移りゆき、植生が回復する中で、外来植物も入り込んでしまうんです。
そのため、PV活動で要注意外来生物であるアメリカオニアザミの駆除活動を行いました!
樹種はヤナギ、ニセアカシア、ドロノキ、カラマツ、シラカバ、カツラ、タラノキ、アキグミ、カエデ、
ホオノキ、ヤマグワ、ミズナラ、ハリギリ、ミズキなどが見られました!
こちらは、一時遷移が始まってまだ20年しか経過しておりませんが、
ここまで植生が回復していることに驚きました...!
火口付近はまだ裸地が多く見られますが、ヤナギが優先して生育しており、
シラカバなども確認できました!☆
皆さまいかがでしたか?
金比羅山は1時間、四十三山は2時間程度で登れるお手頃な山です♪
フットパスも整備されているため、日帰りでサクッと登って、
帰りは有珠山の恵みである洞爺湖温泉に入ることもできますよ☆
※令和2年7月8日現在、周辺でクマの目撃情報が相次いでいるため、
閉鎖しているフットパスがございます。ご注意ください。
植生の遷移をこんなにも間近で感じられるのは、"火山があるから"こそです。
『火山』 は人間生活に支障をもたらすイメージが大きいですが、
その分大地に与える 『恵み』 も大きいです。みなさんも一緒にその魅力に浸ってみませんか?♪
2020年06月10日支笏湖ビジターセンター館内掲示情報の充実に向けて♪
支笏洞爺国立公園 當山真貴子
支笏湖へ向かう通勤ルート。
今までは木々の葉がなく、太陽の光が道路を照らしていましたが、あっという間に葉が生い茂り、樹木の屋根で日陰になっています。
支笏湖の初夏を実感中の當山です。
さて、先日、支笏湖ビジターセンター館内の掲示板に、新たに「樽前山&風不死岳登山マップ」と「写真」を掲示しました♪
緊急事態宣言中、宣言が解除された後を見据え、館内の掲示情報の充実を目指し、作成させていただきました。
これから樽前山の登山に挑戦する方々に向けて、登山ルート上で見られる高山植物などの見どころや注意点の情報をまとめています。
支笏湖周辺の自然に触れ、より一層、支笏湖を大切に想っていただける方々が増えると嬉しいです(^^)
英訳の添削にご協力いただいた支笏湖ビジターセンター職員の皆様、この場をお借りしまして、感謝申し上げます。
支笏湖ビジターセンターでは、新型コロナウィルス感染防止のため、受付場所にアクリル板の設置やこまめな換気、消毒液での拭き取り等、様々な対策をなさっています。
来館の際は、マスクの着用、人と人との距離を保つようにご協力をお願いします。
登山マップ作成を通して、自粛期間中だからこそ、今までやりたくても出来なかったことに目を向ける時間ができました。
今の時代をどのように暮らしていけばいいのか、模索しながらも新しい生活スタイルに適用していきたいと感じた日々でした。
2020年05月25日支笏湖の春をお届け
支笏洞爺国立公園 當山真貴子
いつの間にか樹木の枝先から新芽が芽吹き、初夏の装いに向けて準備を始めている支笏湖。
支笏湖アクティブレンジャーの當山です。
遅くなりましたが、GW終盤頃、支笏湖のエゾヤマザクラが綺麗に開花しましたので、今回はその様子をお届けしたいと思います(^^)
本州では「ソメイヨシノ」が有名ですが、「エゾヤマザクラ」は、花の色が濃く鮮やかで、寒さに強く、花と葉がほぼ同時に開花するのが特徴です。他にも、チシマザクラという桜もありますが、こちらは花が散ったあとに、葉が生成し、根元から分かれて横や斜め上に伸びることが特徴的です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、時々、慣れない在宅勤務をしながら、書類の作成や巡視、Web会議、清掃等をしている日々を過ごしていますが、世の中のざわめきとは関係なく季節はしっかりと着実に流れています。
力強い春の息吹を感じつつ、前向きに過ごしていきたいですね(^^)
2020年04月27日新体制!
支笏洞爺国立公園 當山真貴子
こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの當山です。
今回はご報告があります。
2018年に「支笏湖自然保護官事務所」から「支笏洞爺国立公園管理事務所」に名称が変更され、事務所の人員は3人体制となっていましたが、2020年4月からは、所長と管理官の2名が加わり、総勢5人体制になりました。
新体制での始動直後から新型コロナウイルスの対応による出勤回避で体制が十分でないところもありますが、引き続き、支笏洞爺国立公園の自然を守りながら、よりよく利用するためには何が必要か、何ができるかということを考え、取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
2020年04月27日10年後に残したい風景
支笏洞爺国立公園 當山真貴子
ツンと冷たい風から暖かい柔らかな風になったと思いきや、パラパラと雪が舞い、冬と春を楽しめる季節となった支笏湖。春を待ち遠しく感じている當山です。
さて、先月(3/4~3/29)、支笏湖ビジターセンターの多目的室にて、「支笏洞爺国立公園指定70周年記念インスタグラムフォトコンテスト当選者写真展」を開催しました。
※本国立公園は2019年5月16日に指定70周年を迎えたことを記念し、「10年後に残したいあなたのお気に入りの風景」というテーマで、フォトコンテストを実施しました。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://hokkaido.env.go.jp/post_70.html
新型コロナウイルスの影響で外出自粛を考慮し、InstagramやFacebookで動画も発信しました。
素敵なお写真ばかりなので、ご興味のある方は是非、下記のURLもご覧下さい(^^)
併せて、フォローもいただけると嬉しいです♪
https://www.instagram.com/shikotsutoya_nationalpark/
https://www.facebook.com/ShikotsuToya/videos/249958662704038/
星空と紅葉の定山渓、夕方の洞爺湖、水鏡の羊蹄山、針葉樹林が続く中島の散策路等、皆さんから投稿いただいた写真を拝見し、「こんな風景があったんだ」と新たな魅力を発見し、私自身より一層、支笏洞爺国立公園が好きになりました。
また、公式Instagramに投稿されていた洞爺湖での活動(清掃等)の写真も見て、この風景を維持するために、多くの方々が活躍しているということも実感しました。
「私の10年後に残したい風景」(鏡現象)
支笏洞爺国立公園に限らず、国内外には多くの国立公園があります。同じ国立公園であっても、動植物、景観、歴史、暮らしている人々等、多種多様でそれぞれの魅力があります。
「あなたの10年後に残したい風景はなんですか?」
なかなか落ち着かない状況ですが、思い浮かんだ風景に想いを馳せてみてはいかがでしょうか(^^)
2020年03月16日ありがとう!洞爺湖!!
支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美
洞爺湖管理官事務所アクティブ・レンジャーの増田です。
もうすぐフキノトウやフクジュソウなどの春を探しに散歩に出かけるのが楽しい季節ですね。
さて、突然のご報告になりますが、3月いっぱいで洞爺湖管理官事務所を退職することとなりました。
3年間あっという間でしたが、色々なことを体験できた3年間でした。
引っ越し準備のため洞爺湖に来たときは、なんて綺麗なんだろう。
これからこんなにも素敵な場所で働けるんだとワクワクしたのを覚えています。
(↑引っ越しの時に泊まったホテルで撮った写真)
アクティブ・レンジャーに着任したばかりの頃は国立公園のルールやマナーも分からず、ただ綺麗で雄大な自然に感動していました。
業務で関係団体さんや業者さんとゴミ拾いをしたり、外来種の駆除をしたり、危険箇所や盗掘防止のためのロープ張りをしたり、施設維持管理のため山に登ったりしていくうちに・・・・
洞爺湖の景色が素晴らしいのは、沢山の人が自然のために活動をしているからだと分かりました。
(左上:外来種駆除、右上:オロフレ山ロープ張り、左下:羊蹄山避難小屋トイレ点検、右下:ゴミ拾い)
また、洞爺湖は地域の方にも愛されており支笏洞爺国立公園 洞爺湖地区の自然保護や美化清掃に協力して下さるパークボランティアの会に33名の方が登録されています。
(左上:外来種駆除、右上:遊歩道整備、左下:有珠山パトロール、右下:ビオトープ整備)
パークボランティアの方々には自然を守る活動を一緒にしていただいただけでなく、洞爺湖のことを全然知らない私に色々なことを教えて下さいました。
また、仕事面でしんどくなっていた時には、たくさん助けて下さいました。
アクティブ・レンジャーに着任したばかりの時よりも、洞爺湖は綺麗だなと思うようになりましたし、大好きになりました!
興味の湧いた方はぜひ、洞爺湖へお越し下さい(*^-^*)
そして、綺麗な景色の裏には多くの方の努力があるんだなぁと、感じていただけたら嬉しいです!
たくさんの思い出をくれた洞爺湖、洞爺湖で出会った皆さん、日記を読んでくださった方
本当にありがとうございました。
2020年03月04日洞爺湖のシンボル
支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美
皆さまこんにちは。
洞爺湖管理官事務所の増田です。
洞爺湖管理官事務所では洞爺湖中島のエゾシカ対策を行っていますが、2月25日(火)に中島のエゾシカ追い出し調査を実施しましたので、その様子をお伝えしていきます。
さて、この洞爺湖の真ん中にある島(中島)どんな島に見えますか?
緑豊かな島?そんなに緑豊かじゃない?どんな生きものが住んでいる?
この島にはエゾシカが生息しています。
元々観賞用に飼育されていた3頭が逃げ出し、ピーク時には450頭前後のエゾシカが中島に生息していました。
それにより、たくさんの植物が生えていそうに見える中島ですが、エゾシカが食べない植物しか生えていません。また、シカが木の皮を剥いでしまうと木が枯れ、鳥が暮らしていけなくなります。
シカは植物に影響を及ぼすだけでなく、植物の変化を通して他の動物にも影響を及ぼします。
今回の調査の目的は、そんな洞爺湖中島のエゾシカの個体数変動を追跡し、シカと森林植生との相互関係を解明するための基礎データを得る!です。
まず追い出し調査の方法ですが、島を西山、北山・北東岬、東山・南陵の3つの区画に分けます。
各区画において、勢子(エゾシカを追い込む役割の人)が島の内陸側から尾根へ登り、尾根上に隊列を組んで湖岸にシカを追い出します。
勢子はその時に見たシカの頭数、群れの構成、発見時刻などを記録します。
同時に小型船舶を用い、湖上からも同様に記録していきます。
弁天島・観音島・饅頭島は湖上観察はせず、勢子が観察したシカを記録します。
今年はスノーシューを履くほどでもないけど、斜面によっては雪が多くて歩きにくかったり、雪が少なく泥だらけになっているチームもありました。
私のチームは無線が通じにくい場所だったため、お互いの位置を確認するのに苦労しました。
丸一日かけて洞爺湖中島のエゾシカの追い出し調査をした結果、速報値ではありますが、
合計86頭のエゾシカが生息していることが確認できました。
ピーク時に比べかなり数が減ったなと思いますが、まだまだ多いですね。
本来の自然豊かな中島に戻れるよう、これからもエゾシカ対策を続けていけたらと思います。
ちなみに...
シカの好みが変わったのか、シカが食べないと言われているフッキソウを食べた痕を見つけました。
2020年03月02日冬の洞爺湖であそぼう!~スノーシューハイク&自然観察~
支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美
皆さまこんにちは。
洞爺湖管理官事務所の増田です。
まだまだ寒い洞爺湖ですが、陽射しが暖かい日もあり春がそこまで来ているなぁと感じます。
さて、2月22日(土)に「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 冬の洞爺湖であそぼう!~スノーシューハイク&自然観察~」を開催しましたので、その様子をお知らせしたいと思います。
この行事は冬の洞爺湖に焦点を当て、自然と親しみ、自然の多様性を学ぶ場を提供できたらいいなと企画しました。
まずビジターセンターに集合した後、金比羅山へと出発します!
金比羅山のゲート付近ではタヌキのつがいがお出迎えしてくれ、参加者さんも「可愛いねえ」とホッコリしていました。
観察会では動物の足跡や食痕、樹木などの解説を聞きながら旧展望台に向かいます。
(↑テンの足跡の解説中) (↑「跳び箱の跳び方をするのはウサギとリスだよ」)
(↑進んでいくと木の種類が増える。桜の木がいっぱい!) (↑キツネがエサを探した跡)
途中坂を滑り下りたり、木をかじった動物は何かみんなで考えたり、オジロワシを観察したり...
冬は寒いので家に引きこもりがちになりますが、冬の洞爺湖も魅力が満点です。
冬の洞爺湖の楽しさをみんなで共有できたかなと思います。
2020年02月14日あなたは何問正解??~支笏洞爺国立公園指定70周年記念○×クイズ~
支笏洞爺国立公園 當山真貴子
現在、支笏湖では「千歳・支笏湖 氷濤まつり」が開催されていますが、先日、その会場で「支笏洞爺国立公園指定70周年記念○×クイズ」を実施しました!
※1/25(土)、2/8(土)、2/9(日)の計3回実施。
クイズの内容を一部ご紹介します♪
【Q1】羊蹄山の別名は「蝦夷(えぞ)富士」である。○or×
【Q2】洞爺湖が誕生したのは、今から約11万年前である。○or×
【Q3】支笏湖の食べ物屋さんの商品の一つに「ヒメマスクレープ」がある。○or×
【Q4】本公園に国の天然記念物の「クマゲラ」という野鳥が生息しているが、
その舌の長さは約30cmである。○or× etc...
ちなみに、すべて正解は「○」です。当たりましたか?
残った50名様からオリジナルのエコバック、上位3名様にはオリジナルのロゴ入りシェラカップをプレゼントしました。
簡単な問題からマニアックな問題まで出題し、全問正解者や途中で間違って悔しがる方等、皆さん楽しんで参加していました(^^)
ほんの少しでも支笏洞爺国立公園のことを知るキッカケになれれば良いなと感じた一日となりました。
※氷濤まつりの詳細情報はこちら↓↓
●千歳観光連盟 氷濤まつり情報
http://www.1000sai-chitose.or.jp/icefes.html
●支笏湖氷濤まつり Facebookページ
曇り・雨・霧でスッキリしない天気が多い支笏湖。
その中で晴れの日があると、何気ない風景でも、つい写真を撮ってしまう當山です。
さて、新型コロナウイルスの感染症の影響により、4~6月までは支笏湖地区のパークボランティア活動を自粛していましたが、感染予防対策を徹底した上で、7月から再開することとなり、先日(7/4)、パークボランティア研修会を開催しました。
午前の部は、外部講師(早稲田宏一氏)をお招きし、「ヒグマとエゾシカ」をテーマに、食べ物や糞の見分け方、1年の暮らし、移動範囲等の基本的な生態から専門的な内容まで丁寧にご説明いただきました。
質疑応答の時間では、特に熊鈴の効果、都市部に出没したヒグマ等の「ヒグマと人との関わり方」について、会員から多くの質問が挙がり、有意義な時間となりました。
ヒグマは気性が穏やかな個体もいれば、怒りっぽい個体もおり、一概にヒグマは「こういう性格である」と断定できないそうです。また、昔は狩猟が盛んに行われ、「人=殺される」という認識を持ったヒグマが存在していますが、今は狩猟をする人が少なくなり、稀に認識が薄れたヒグマも存在しているとのこと。
まずは、ヒグマは人間と同じで、各ヒグマの性質(性格)を知ることがベースにあり、且つ時代の変化も念頭に置きながら、「人が生活するエリアまで出没するようになった原因」と「防ぐ方法」をとことん追究していくことが、適正な付き合い方に繋がっていくのだと感じました。
午後の部は、支笏湖ビジターセンター職員さんによる解説方法で、「支笏湖の成り立ちや歴史」等について、詳細にお話いただきました。
支笏湖の水深を測るために、当初ルーカス深測器を使って91地点で調査したことや、
支笏湖の南側のエリアで苫小牧市が温泉の調査をしていたこと等、とても興味深い内容ばかりでした(^^)
まだ感染状況で不安定な部分もありますが、情勢をみながら、活動を進めていきたいと思います!