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アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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利尻礼文サロベツ国立公園

120件の記事があります。

2017年02月24日利尻山スノーモービル利用の巡視

利尻礼文サロベツ国立公園 今泉潤

2月も終わりに近づき山の積雪量が最大値になろうとしています。日も長くなってきたこの時期、よい天気の日にスノーシューハイキングは楽しいものです。すべてが雪に覆われているので普段は行けない場所にも入っていくことができます。しかし雪の下には植物が生きていて雪解けを待っています。利尻山はその大部分が国有林(保安林)であり国立公園の特別保護地区はスノーモービルの乗り入れが原則禁止されています。利用できるのは以下の場合です。

  人命救助のための緊急利用

  調査や研究でスノーモービルの利用が必要で予め許可を得た場合など

221日に国有林を管理する宗谷森林管理署職員と巡視に行きました。その結果を報告します。

(巡視に出発。全行程スノーシュー利用。)  



(スノーモービル進入禁止看板の状態確認)




(植生の上を通過したスノーモービルの跡を記録)




山の麓エリアだけの巡視でしたがその結果は、

① スノーモービルの通過跡が多数ありその一部は笹などの上を通過していた

② 数年前に散見されていたチェーンソーでの太い枝払い跡はなかった

自然保護のため、自然公園法によってスノーモービルの乗り入れが規制されています。

国有林でもスノーモービルの乗り入れは禁止しています。

規制外としても、その騒音やヴァージンスノーに残された踏み跡に困惑している登山者・スキーヤー・ハイカーがいます。スノーモービルを利用する人も登山者も自然が好きな人なはず。どちらかを一方的に悪者にするのではなく共生の道は何かを考えたいです。

  

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2016年11月02日サロベツに冬到来!

利尻礼文サロベツ国立公園 青山留美子

1031日朝から降り続いた雪はどんどん積もり、11月の幕開けは銀世界とつるつる路面で始まりました。心身ともに準備不足で、早速初転びも済ませてしまった稚内の青山です。

サロベツの景色も、突然の雪で驚いていたように感じました。

ここ最近は、夏に見られた鳥たちがいつの間にかいなくなり、どんどん寂しい景色に変わっていく中で、寒いなか外に出るのが嫌だなと思っていました。

しかし、雪が降っただけで、次の季節へのわくわく感が一気に高まりました。

雪の重みで湿原の様子は一変し、白い景色が広々と見られるようになりました。

同じ景色を見ているはずなのに、違う場所に来たかのように感じます。

また、寒い中でも湿原を飛び交う鳥たちの姿が見られ、ここで冬を過ごす鳥たちがいることに今更ながら感動しました。

季節は刻々と変わっていき、動植物たちはしっかりと次の季節に備えて移動や行動をしています。私たち人間も、次の季節へとしっかり移行していかなければと、教えられた気分でした。


自然からの教えに従うように、

11月より、サロベツにある2カ所の施設では、次の季節への移行が行われました。


まずは、幌延町にある「幌延ビジターセンター」ですが、

111日~来春430日まで、冬ごもりに入るため、閉館しました。

併せて、パンケ沼園地側にある建物とトイレも、1031日をもって閉鎖しました。

これから幌延ビジターセンターからパンケ沼へお越しの際は、

使用できるトイレがありませんので、ご注意下さい。





そして、豊富町にある「サロベツ湿原センター」は、冬期間も開館していますが、

11月より開館時間の変更と休館日が設けられますので、こちらもご注意下さい。

11月1日~4月30日まで

○開館時間  10:00~16:00

○休館日   月曜日(祝日の場合は開館)、12/29~1/3

○トイレの利用時間  上記内容と同じ




どんどん進んでいく季節を、見逃すことなく楽しむ為にも、

寒さに負けず、どんどん外に出掛けて行きましょう!

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2016年09月09日利尻山トイレデ-イベント

利尻礼文サロベツ国立公園 今泉潤

楽しい登山のはずがトイレの問題でイヤな思いをしたこと、ありませんか? 

● トイレに行きたいがないのでヤブに入って用を足した

● トイレのことがあるので水を控えてから山に入ったら熱中症になりかけた

● 登山道で例の臭気が漂っていた

● ティッシュが散乱していた・・・等々。


北海道の利尻山には登山道沿いに全くトイレがなかったこともあり、かつてはそのような悩みを多く抱え先人たちはその解決のために先駆的に尽力されました。その結果、今では登山道沿いにトイレブースが設けられ、携帯トイレを持参した登山者が気持ちよく利用しています。必要な水をしっかり飲み、しっかし出し、健康で快適な登山を楽しんでいます。臭気も散乱ティッシュもほとんどなくなり全国でもトップレベルのマナーの良い登山者の比率が高くなっています。


毎年9月の第一日曜日に北海道山のトイレを考える会が主催する「山のトイレデ-」は今ある仕組みが有効に機能しているかの監査と改善の機会を得るものです。どんな問題があるか、仕組みを変更する必要があるかなどの情報を得ます。初めて利尻登山をされる方への啓蒙活動や山の清掃活動も行いました。山のトイレを考える会が中心となって、地元企業や住民、利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティア、観光ガイド、関係行政機関ら総勢16名が参加しました。活動は参加者の特技や好みによって大きく3つのグループに分かれて行う計画でした。①登山道の麓で「携帯トイレアンケート」と啓蒙活動 ②6.5合目までの登山道清掃とティッシュ痕調査  ③2ヶ所の麓から6.5合目から山頂までの登山道清掃とティッシュ痕調査。 今泉は6.5合目までのグループリーダーとして参加しました。山頂まで行くためには島に前泊して朝5時からの登山開始が必要ですが、6.5合目までなら朝の稚内からのフェリーで来島すれば日帰りでの参加も可能です。


残念ながら当日は天気予報が外れて朝から時々雨模様。開催可否判断が非常に難しい状態でしたが5時時点で大丈夫だったので催行が決まりました。総勢15名のうち、今泉のグループの5人は11時集合でしたがスタート前から結構な雨降り。無事故で効果的な活動を行うため予定変更しました。アンケートは中止し6.5合目まで行かずに4合目で折り返すことにしました。山頂付近は幸い雨も小降りで予定通りの活動が行われました。


まずはゴミ探し、ゴミ拾いです。乗船券・プリントアウトした地図・日程表などの紙ゴミ、ポリ袋や飲み物のペットボトル、金属棒など結構多くのゴミを回収下山しました。また未だにトイレブース以外の場所で用を足す人がおりその跡が散見されました。今泉は何度も利尻山に登っていますがこのようなゴミを見つけることはできず、飴の小袋くらいでした。登山者の心理をよく考えると捨てそうな場所、用を足しそうな場所が想定できるそうです。十数回もこの活動に参加されている方々はさすがです。


悪天候のため体力消耗を自覚し山頂まで行かずに途中で引き返す好判断をされた参加者も何名からっしゃいました。そのお陰で全員ケガなく活動を終えることができました。そのようなことが気軽に言えて下山できる雰囲気であることもこの活動が長年継続され参加者が絶えない理由のひとつかもしれません。

 

(ティッシュ痕跡を見つけて記録・回収する参加者。赤丸がティッシュ痕)


(作業終了後の一枚:左/山頂グループ、右/6.5合目グループ)

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2016年08月17日ゴロタ岬に階段が出来ました!!

利尻礼文サロベツ国立公園 小笠原涼太

こんにちは。礼文アクティブレンジャーの小笠原です。

気温の高い日々が続きますが、皆様体調などはいかがでしょうか。

天気予報などでご覧になることもあるかもしれませんが、道北は他の地域に比べると大変過ごしやすい日々が続いています。羨ましいと思う方も多いかと思いますが、しかしそれも屋外だけ。ひとたび熱が籠もりやすい屋内などに入ると、屋外とは一転、物凄い湿気と熱気で汗が噴き出て来るのです。外との差が大きいのもあって、体感では尚更キツく感じてしまいます。結局、夏はどこでも暑いモノなのだと実感している今日この頃です・・・。

 

そんな夏バテ気味の私ですが、先日礼文島の自然歩道における協働管理の一環として、ゴロタ岬における階段の設置に参加してきました。今回、階段を設置する事となったゴロタ岬という場所は、礼文島でも「岬めぐりコース」というトレイルコースの一部となっている人気の高い場所です。

この写真は今回よりも少し前に撮影した写真です。丸印が付いているところが今回、階段設置を行った場所となります。ここは急な坂道がダーッと続いており、足を踏ん張る場所が全くありません。しかもここは足下が崩れやすいため、油断するとずるずると足が滑り落ちてしまいます。こうなると土は流れて無くなってしまいますし、それを避けようと草の上を歩いてしまうと植生を痛める事となり、写真のような歩道の複線化へと繋がりかねません。そこで、有志で協力して、ここに階段を設置することとなったのです。

 

        

参加者全員で土を掘って、木をはめ込んで、固定して、埋めて、整えて・・・と太陽が照りつける中で作業をして3時間ほど。遂に階段が完成致しました。実際に歩いてみると、とても歩きやすいです。足が流れないというだけで安心感が違います。実際に利用者の方にも感想を聞いてみたのですが、歩きやすいと仰ってくれました。自分たちがやり遂げた事で誰かが喜んでくれるととても嬉しいですね。参加者の皆様、お疲れ様でした。

 

 

さて、8月も中盤に差しかかり、"夏休み"もそろそろ終わる頃に成りました。暑かった夏はあっという間に過ぎ去って、まもなく秋がやってきます。いよいよ礼文島の花シーズンも終盤に入ります。夏の花と、気の早い秋の花が共演する今の時期だからこそ見られる風景があるかもしれません。夏の最後の思い出を作りに、礼文島を歩いてみませんか?

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2016年08月05日下サロベツ木道自然観察会を開催しました

利尻礼文サロベツ国立公園 青山留美子

道北で「暑い」と言ったら全国の方々に怒られる気温かもしれませんが、

「暑くて辛い」と感じる毎日が続いている、稚内の青山です。


そんな中、青空が広がるも蒸し暑い8月1日、「下サロベツ木道自然観察会」を行いました。

サロベツ湿原は豊富町・幌延町にまたがっており、豊富町側を「上サロベツ」、幌延町側を「下サロベツ」と呼んでいます。各町に一つずつ自然ふれあい施設があり、今回は下サロベツ(幌延町字下沼)にある「幌延ビジターセンター」にて行いました。



サロベツ湿原では、雪解け後まもなくから花を咲かせる植物が見られますが、大方がとても小さい植物です。エゾカンゾウなどの大きめの花が見られる初夏を越えても、当たり年のポスターの写真などをイメージして来られた方には、物足りなく感じる事が多いようで、

「何もない」という言葉をいつの時期でもよく耳にします。

もっとゆっくり見ると大きな花以外の花が見つけられ、もっとじっくり見ると湿原という過酷な環境で生きているたくましさを知る事ができるのですが、なかなか伝わっていません。

更に、花を見つけ足を止めても、写真を撮り、名前を知ることで満足している方が多いように感じていました。


そこで、もっとゆっくりじっくり見て湿原を楽しんで欲しいという思いから、地元に住むパークボランティアさんと観察会を企画しました。

木道を歩いて見つけた動植物に、自分で名前をつけ、それをまとめて自分だけの「サロベツ図鑑」を作ろうというものです。

名前を付けるためにゆっくり観察し、図鑑を作るためにもじっくり観察することになります。夏休みなので、子どもの参加をイメージしていましたが、実際は小学生1名、大人11名の参加だったため、大人には何かと抵抗がある内容かもしれないと不安がありました。

しかし、実際に外に出て観察が始まると、木道の入口で早速立ち止まり、観察したり、スケッチしたり、考えたりする姿が見られました。

木道に座り込む人、考えながら歩いていて危うくぶつかりそうになる人、言葉を紡ぎ出そうとしている人など、普段の木道で見られる光景とは明らかに違いました。

50分弱の時間でしたが、それぞれがゆっくりじっくりと木道からの観察を楽しんでいるようでした。


観察後、休憩と図鑑の仕上げをしてから、それぞれ一押しの名前を発表してもらいました。

下記にあげたものは、ほんの一部です。


「確かに~」と大きく頷いたり、「なるほど~」と感心したり、「私はこう付けたよ」と違う発想が次々飛び出し、大変盛り上がりました。

最後に、全員でもう一度木道へ行き、発表した名前はどれのどこを見てつけたのかを確認して歩きました。実物を見て、更に様々な名前が誕生していました。


普段、木道をゆっくり歩いているつもりでも、以外と何も見えていないという事に気づくことができた観察会でした。また、多くの人と歩くことで、違う発見と発想を知り、新たな要素を自分の中に取り入れられるおもしろさもわかりました。

参加者からも、「名前を考える事が、脳が活性化して良い」や、「写真を撮らずに書くことが良かった」、「個性あふれるネーミングが面白い」、「ゆっくり観察できてよかった」など、始めに抱いていた不安を全て払拭してくれる感想を頂きました。

そして観察の途中で参加者の誰かが言った「宝探しみたい」との声が最高に嬉しかったです。


サロベツ湿原にお越しの皆様、ゆっくりじっくり「宝探し」をしてみませんか?

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2016年07月27日利尻山コマドリプロジェクトPR活動

利尻礼文サロベツ国立公園 今泉潤

利尻山の困(コマ)ったことを取り(トリ)除くプロジェクトは2014年より実施されています。困ったこととは登山道の荒廃やトイレ汚物による植生への悪影響です。

登山道の維持整備には継続的に多額の費用がかかり地元自治体・林野庁・環境省も費用負担しながら改善をすすめていますが足りません。そのために登山者や観光客の方に趣旨を理解して頂き賛同して下さった方から1口1000円の寄付を募りお礼としてバッチを進呈しています。今年も例年登山者が一番多い7月の連休にPR活動を行いました。


コマドリは本州では珍しい鳥ですが利尻島には高密度に生息しており、利尻富士町・利尻町両方の「町の鳥」です。PR活動中も会場そばで美しいさえずりが聞こえました。


開催した7/18は予報の雨ではなくよく晴れた日でした。

利尻富士町・利尻町・利尻森林事務所・(株)トレイルワークス・利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会・環境省が合同で行いました。また利尻島自然情報センターも共催で外来種除去活動を現地で実施しました。

登山道上では補修活動を実際に行ってPRし、山麓ではボードを使って説明して登山道利用者への理解を深めることができました。

今後もこの活動を継続して、利尻山と登山道の荒廃予防に役立てます。


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2016年07月22日真夏となって・・・

利尻礼文サロベツ国立公園 小笠原涼太

みなさんこんにちは。礼文担当アクティブレンジャーの小笠原です。

最近、日本はとても暑い日々を迎えていますね。まさに夏真っ盛りです。

日本各地の高い気温を見て、「うわあ...」と声を上げております。

礼文町も暖かい陽気に包まれてはいるのですが、たまに寒さを感じることもあります。

やはり日本で最も北にある町というのは伊達ではありません。

そんな最近の礼文島の様子をご紹介します。

 

(少し靄に包まれながら。自画自賛ながら悪くない画が取れたと自負しています(笑))

 

かなり目立つようになってまいりました、エゾカワラナデシコという花です。咲いている場所は礼文島中といって差し支えないのではないでしょうか?事実、私は礼文島のあちらこちらのトレイルコースでこの花を見かけています。

見頃は8月との事なので、これから礼文島を訪れようと考えている方たちにはまさにといった花でしょう。

 

そして、こちらの花。

(別名、エーデルワイス。セイヨウウスユキソウではありませんが、同じウスユキソウ属の花です。)

 

別名を知っている方は多いのではないでしょうか?レブンウスユキソウです。

写真ではアップでとっているため大きく見えますが、実際は小さなお花です。

礼文町の町花ともなっています。礼文林道コース内にあるレブンウスユキソウ群生地は現在すばらしい花畑となっています。

 

そんな貴重かつ美しい花々を守るための活動も行われています。

713日には「高山植物盗掘防止合同パトロール」が再び実施されました。

(パトロール中に利尻山がはっきりと。この日はいい天気でした。)

 

パトロールしていますよとのアピール、利用者の方々への活動の周知と普及と、より多くの方々が花々を慈しみながら、笑顔で楽しく観賞できるように様々な活動が行われています。

 

夏の暑さにうんざりした方々も多いと思います。涼を取りに、花に癒されに、ぜひ礼文島へといらっしゃってください。

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2016年06月20日高山植物盗掘防止合同パトロール

利尻礼文サロベツ国立公園 小笠原涼太

こんにちは。礼文担当アクティブレンジャーの小笠原です。

今回は、高山植物盗掘防止パトロールについてお話します。


この高山植物盗掘防止パトロールというのは、その名の通り礼文島に生える高山植物が誰かに持っていかれないように地元のボランティアの人たちと一緒に見回りをする活動です。




















礼文島は本州などでは高山帯にしか生育できないような植物たちが、低い標高であるにもかかわらず生育することができる特異な場所です。

そんな場所だからこそ育つことができる珍しい固有種も多くいる礼文島は、過去に実際に盗掘の被害にあったことがあります。

盗掘されると、当然その植物の個体数が減ってしまいます。また採取のために踏み込まれた場所は荒らされることとなり、それによって周囲の植生にも影響が及びます。

法で規制されているものを取ろうとすれば当然犯罪になります。

そんな心無い行為を防止するために見回りを行い、同時に高山植物の保護について周囲の方々へとアピールしていくのがこの活動の目的となります。




















今回の活動を行った桃岩展望台コースでは、多くの方々に声をかけることができ、十分なアピールができたと思っています。また、貴重な植物たちが採取された後もなく一安心といったところでした。

これらの花は自然にあるからこそ美しいものです。窮屈な鉢植えなどに植えても、その美しさはほとんど失われてしまいます。

ぜひとも自然のままで、礼文の素晴らしい花々を楽しんでください。





















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2016年06月20日夏の礼文島

利尻礼文サロベツ国立公園 小笠原涼太

こんにちは、礼文担当アクティブレンジャーの小笠原です。

ここ最近は荒れた天気が多かったですね。礼文島も雨が降り続いていました。

トレッキングコースはぬかるみで地面がドロドロだったりします。

トレッキングルールを守って楽しく歩くためにも、雨が降った後はぬかるみへの心構えと準備をしっかりしていきましょう。


さて、今回は夏の礼文島の魅力についてお話しようと思います。

夏の礼文島。今の時期は礼文島中に色とりどりの花が咲いている、まさに最も華やかな季節と言ってしまっていい時期ではないでしょうか。

というわけで私が撮影したお花の一部をご紹介。





















































上からチシマフウロ、エゾカンゾウ、レブンキンバイソウです。

どれも美しい花ですね。

他にもいろいろな花が咲いている礼文島は今の時期がまさに見頃です。

皆さん、ぜひ今の礼文島へお越しください!

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2016年06月15日外来種除去リレー

利尻礼文サロベツ国立公園 今泉潤

利尻礼文サロベツ国立公園内にも貴重な固有植物がひっそりとたくましく生きています。しかし繁殖力旺盛な外来種が勢力を拡大し固有種の存続を脅かしています。特定外来生物(植物)のひとつであるキク科のオオハンゴンソウ駆除を利尻島自然情報センターと利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会と共催で6/11(土)に行いました。

パークボランティアの方と鴛泊フェリーターミナルから利尻島南部の南浜湿原へ向かう途中で海面の様子がおかしいです。何かたくさん動いています。安全な場所に停車し双眼鏡で見るとそれは幅150m長さ1.5kmの範囲で約200頭ものイルカの群れが飛び跳ねながらの集団移動でした。震える手で慌てて双眼鏡で観察。感動のあまりただ茫然と見つめていました。今まで水族館以外でイルカを1回も見たことがありません。慌てて写真を撮りましたが群れの最後尾だけしか写せませんでした。水面が20個ほど盛り上がっているのがわかるでしょうか?わかりませんね・・。翌日近所の方にこのことを話したら岸からイルカが見えることすら非常に珍しいとのこと。本当にラッキーでした。大げさではなく一生忘れないと思います。北海道・利尻島は素晴らしいです。

横道にそれ過ぎました。外来種除去リレーは利尻島南部にある南浜湿原にて9:30から総勢6名で実施しました。天候は曇り。気温13℃、曇で風も弱く、「ポポー、ポポー♪」と大好きなツツドリの鳴き声を聴きながらの心地よい日和でした。

実際に作業を始めるとその種の同定と引き抜きが思いのほか難しく、少し抜いてはベテランの方に恐る恐るたずねて確認しました。時には間違えて保護するべく種を抜いてしまい慌てて埋め戻すこともありました。オオハンゴンソウはその成長過程で葉の形が丸みからギザギザに変わったり、葉の大きさ・形がヨモギの葉にもそっくりなので慣れが必要です(葉の裏が白かったらヨモギ)。横に伸びる地下茎によっても広がるためしっかりと根を塊ごと抜くことが肝要ですが隣接する貴重種の根は傷付けないような慎重さも必要です。

だんだん調子良くなったところで終了時刻。今泉は60本の収穫で満足していたら皆さんの1/6しか取れておらず愕然となりました。6人で1800本強除去して作業終了。今年の目標はここ南浜湿原で35000本。2001年から始まった活動は今後も継続します。みなさん、お疲れ様でした。

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