北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
ここ支笏湖周辺では8月5日(日)、支笏湖パークボランティアはじめ、支笏湖温泉街の皆さんや、千歳市・苫小牧市の企業やスポーツ少年団の方々、総勢120名もの参加協力をいただき、清掃活動を行いました。
前日までの台風の影響でお天気が心配されましたが、集合した時には雨もあがり、皆さん一生懸命に清掃活動に汗を流してくださいました。
今回私は、千歳市の企業の方々と一緒にポロピナイ周辺を清掃しましたが、木や笹の下にワンサカ落ちていました。
目立つものとしては、バーベキューに使用したであろう炭の箱、絡まった釣り糸や釣り針、空き缶・ペットボトル、某ファーストフード店の紙コップや包み紙。そして驚いたのは赤ちゃんのおむつ(使用済み)。
赤ちゃんは自分でおむつは履き替えられません。よって捨てるのは大人でしょう。
こんな親に育てられた子どもは、どんな人間に成長するのでしょうか・・・
また、今回の清掃活動には夏休みということもあって、幼児?小中学生といったカワイイ子ども達もたくさん参加してくれていました。
大人が捨てたゴミを拾っていた子ども達は、何を思い、何を感じたのでしょうか・・・?
心ない大人の捨てるゴミ。
そのゴミを拾う自然を愛している人たち。
あなたはどちらの人間ですか?
家族で清掃活動ボランティア
こちらも親子で
拾い集めたゴミ約200kg