ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年07月21日動植物を観察せよ!JPR(子供パークレンジャー)活動

利尻礼文サロベツ国立公園 福井翔太

サロベツ地区アクティブレンジャーの福井です!最近は天気の良い日が続いています。

稚内も25度超え始めました、道北にとっての猛暑ですね。

7月3日JPR(子供パークレンジャー)の活動を幌延町にある下サロベツ園地で行ってきました。

天候に恵まれ、まず子供達には下サロベツ園地にて自由に鳥、植物、昆虫を見つけて観察をしてもらいました。

植物は沼に咲くコウホネや足下のツルコケモモ、昆虫は水辺のトンボや草木につく甲虫、鳥は主に鳴き声などを観察や発見をしてもらいました。

観察後は見つけた動植物を振り返りながらサロベツ湿原や動植物同士のつながり、生態系について学んでもらい、最後はマグネット式のシートに観察した動植物の特徴や見つけた場所を書いてもらいました。

子供達がそれぞれの視点で一生懸命書いた個性の詰まった観察シートは、下サロベツ園地の木道の看板にて掲示しました。

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2021年07月21日久しぶりのPV活動「湿原探訪」

利尻礼文サロベツ国立公園 福井翔太

サロベツ地区アクティブレンジャーの福井です。

道北も暑さを感じるようになり、セミやバッタといった虫達の声も聞こえるようになってきました。

6月27日、今回は久しぶりのパークボランティア活動、現在の湿原を観察しに行く「湿原探訪」をおこなってきました。

今回は稚内自然保護官事務所から2人とパークボランティア8名の計11名で探訪に向かいました。

足元を見るとミズゴケがたくさんあり、モウセンゴケ、ツルコケモモの群生になっていました。

ミズゴケがたくさんあると絨毯に見えると前任のアクティブレンジャーが表現したことがわかった様な気がします。他にもコタヌキモやトキソウも確認できました。

パークボランティアの方に案内や解説をしていただきながら探訪を行ったため、より湿原を知ることができたように感じます。湿原の匂いや風を肌身で感じながらパークボランティアの方々と楽しく探訪することができました。

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2021年07月13日白い大きな花の植物の正体は...?

利尻礼文サロベツ国立公園 稚内 津田涼夏

みなさん、こんにちは!

礼文アクティブレンジャーの津田です。

桃岩展望台コースでは、エゾイブキトラノオの花々が見ごろを迎えています。

他にもミソガワソウやリシリソウの開花も確認できています。

最近、作業や巡視を行っていると

「このセリ科の白色の大きな花の植物はなんですか?」と聞かれることがあります。

この時期の礼文島では、「このセリ科の白色の大きな花の植物」と言ってもたくさんの種類のセリ科植物が咲いています。

セリ科植物の花は白く、形が似ているので、見分けが難しく感じることもあります。

そのため、今、ちょうど、礼文島の桃岩展望台で見ることのできるセリ科植物をご紹介します!

【オオハナウド】

 

今、桃岩展望台コースで一番花が咲いているセリ科植物です。

葉に毛があり、ざらざらしているように見えます。

【オオカサモチ】

 

少し前までは白い花が咲いていましたが、もうそろそろ終わりが近づいています。

葉は、他のセリ科植物より深い切れ込みがあります。

【エゾノシシウド】

 

この写真だと光沢があるように見えないですが、葉が特徴的で、光沢としわのある葉です。

【エゾノヨロイグサ】

 

茎が細くて赤紫色をしています。スッと直立に立っているような感じです。

葉に鋭い鋸歯(きょし:ギザギザしたふちどりのこと)があることも特徴的です。

【エゾボウフウ】

 

オオハナウドやオオカサモチに比べると小さいです。

葉に鋭い鋸歯(きょし)があり、葉の先端がとがっています。

【エゾニュウ】

この日、桃岩で見つけたエゾニュウは少し遠かったです。

茎が太く、高さも大きいため、これから一番目立ってくる植物ではないかと思います。

※写真は7月10日に撮影したものです。

この他にもセリ科の植物は島内に咲いていますので、「白い大きな花の植物」を是非見てください!

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2021年07月12日一番遅い桜

大雪山国立公園 入江瑞生

今年は5月10日に日本全国を北上してきた桜前線も終わりましたが、大雪ではまだそこから様々な桜を見ることができました!!私の今年の桜は5月中旬の大雪の麓の上川公園から始まりました。公園からはエゾヤマザクラとともにまだ真っ白な表大雪の山々が一望することができました。

大雪の山々にも春の訪れを告げるかのようにチシマザクラが咲き始めました。

この写真は6月9日に黒岳ロープウェイを降り散策路で撮ったものです。

マルハナバチたちも忙しそうに花を巡っていました。

体が花に比べて大きいマルハナバチが蜜を求めて花に停まると、花が垂れ下がりブラブラと揺れ、それでもしがみついている様子は見ていて飽きることのない時間でした。

7月9日には松仙園の登山道でも終わりかけのチシマザクラが見られました。連日の雨により花はだいぶ落ちていましたが、この時期でも見られることに驚きました。

エゾヤマザクラの開花は5月ですが、チシマザクラは5月から7月と開花時期が長く、サクラの種類によっても開花の時期が異なります。またサクラの開花には開花前の気温に大きく影響すると言われており、今回見たチシマザクラは標高が高く雪解けが遅い大雪山国立公園の中でも遅い場所だったのではないかと考えられます。

7月上旬まで大雪山の中では見られると言われるサクラを今年初めて見ることができました。来年も楽しみです。

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